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 思えば、正系門家に起きたこの御遺命破壊の大悪事は、第六天の魔王その身に入りし池田大作の「形は人なれども力は第六天の力なり」によって惹(ひ)き起こされたものであった。

 二人の貫首を巻きこみ、全宗門僧俗八百万人をたぶらかしてのその凄じき企(たくら)みは、あと一歩で成功するやに見えた。
 だが御本仏の絶大威力によって、ついに挫折(ざせつ)したのである。

 そして今、この大悪事に加わった輩(やから)は、ことごとく魔の醜い正体を白日のもとに曝(さら)し、亡びんとしている。
 一方、国立戒壇のゆえに死罪に等しき解散処分を受けた顕正会は、その死身弘法ついに百万に及ばんとしている。

 
大聖人の御守護なくして、どうしてこのような不思議があろうか

 「
広宣流布は甚(はなは)だ近い」 --- 顕正会こそ御本仏の厳たる仏勅を聞き奉り、熱原の法華講衆のごとき信心をもって、身を捨てて大聖人様に応え奉ろうではないか。


         (  日蓮大聖人の仏法、冨士大石寺顕正会発行、浅井昭衞著、第十章より  )


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