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日蓮正宗妙信講 第十四回総会
編集後記
◆ 席上、一時間を一瞬の如く感じせしめた浅井先生のあの肺腑をえぐる指導、なかんずく「若し云っている事は正しいが妙信講が憎いというならば遠慮なく妙信講をつぶし抹殺したらよい、但しこの云わんとする正しい道理だけは断じて取り入れて頂きたい。さもなければ日本国がもたない」との強烈な叫び・大決意を伺い、この総会は妙信講の歴史に残る大総会であり、正に国運を開く総会であったと胸を熱くした。
◆ 「総会の意義は後になればなる程わかる」と云われるが、まさにその通り。総会後、日を経るに従い浅井先生の発言の影響の大なるを知り身を堅くするばかり。
◆ しかもこの一時間の発言の裏には、実に血の滲む忍従の十三年、試練に堪え切った妙信講の歩みがある。師匠の寝食を忘れての苦斗があったのだ。…
かく思いをはせた時、「五月以降のことは考えない」と申された、浅井先生の心中の並々ならぬをひしと感じるのである。
◆ そして強く思い出されたのは、年初に浅井先生が云われた「真剣勝負」の一言であった。いよいよこの総会を契機に、外海の荒波をけって妙信講の重大な戦いが始まったのである。今や少しの油断も許されぬ、出陣の中の出陣の第一歩がこの六月からふみ出されたのである。
◆ 「諌臣国にあれば則ち其の国正しく、争子家にあれば則ち其の家直し」の御金言を胸に秘め、ここに我等は講中の命運を賭し、一身を投げ打って重大な御奉公に立たれた浅井先生をしっかりとみつめ、これからがいよいよ弟子としての正念場と心して断乎戦いぬくのみである。
( 句読・改行等、便の為に当サイトにて添加
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