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     「顕正会」と改称

 解散処分以後も、たゆむことなき妙信講の死身弘法は、昭和五十七年秋には六万人に達した。

 これを機に、日本武道館で一万人の総会を開き、この席で妙信講の名称を「
日蓮正宗顕正会」と改めた。

 「顕正」とは、
御遺命の正義を顕わす意である。御本仏の御遺命を奉じて一国に国立戒壇の正義を顕わす団体は、もう他には断じてあり得ない。

 ここに時来って、その使命を表わす名称を用いたのである。





         (  日蓮大聖人の仏法、冨士大石寺顕正会発行、浅井昭衞著、第十章より  )


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