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一千万を誓い奉る
この不思議の還御こそ、まさしく「誑惑は断じて許さず」との大聖人の厳たる御仏意、また「広宣流布は甚だ近し、よって身命を捨てて法を弘むべし」の仏勅であられた。
九月二日、「還御を祝し奉る記念大会」を東京国際フォーラムで開いた。私は還御を拝した有難さを、次のごとく詠んだ。
「 畏(かしこ)みて 不思議の還御 仰ぎ見つ ただ紅(くれない)の涙したたる 」
そして席上、誓願を立てさせて頂いた。「顕正会の会長として、謹んで大聖人様に誓い奉る。一千万は、あと十五年、平成二十五年までに必ず成し遂げること、堅く誓い奉る。どうか全顕正会員はこの誓願に同心し、同じ決意に立ってほしい」と。
広布前夜の他国侵遍の前までに、何としても一千万の仏弟子の大集団を築き、大聖人に応え奉らねば
--- との思いからの誓願であった
( 日蓮大聖人の仏法、冨士大石寺顕正会発行、浅井昭衞著、第十章より
)
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