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      日蓮正宗妙信講 第十五回総会

 本部長指導
  
日本の広布・国立戒壇こそ世界平和の鍵
      
国家諌暁なくして国家体験はおこらず
       
十万世帯 御入滅七百年までに達成せん

    諌暁とは政治運動にあらず

 さて諌暁とは何か、即ち道理を以て諌めさとす。これは政治運動ではありません。妙信講は政治運動は致しません。
 諌暁とは政治の権力斗争ではない、政権を奪取するのてはなく、政権にある者を諌め 三大秘法に帰依せしむる、王法を乗っ取るのでない、王法をして仏法を尊崇守護せしむる、ゆえに純粋なる仏法の行動であります。

 そこで今日の社会を見れば、国政の中枢は最高の議決機関である国会であり、それより選ばれた行政府の内閣であり、更にはそれに影響を与える各政党であります。この一国を動かす中枢に向って、大聖人の仰せのままに、立正安国の大原理を声を大にして迫る斗いこそ諌暁であります。未だこの声 一国に聞えず、これ大聖人様のお悲しみと拝するものであります。
 而して 権力斗争でない諌暁であれば、どの政党に片よる必要もない。自民党も共産党も、たとえ立場は違い政策は異るとも、国立戒壇建立が日本の安泰、さらには全世界の平和につながる根底の大事であると云うことだけを深刻に打ち込み、訴え迫ればよい。

 政治・政策の最善を尽しても、正法を根底としなければ 一国は必ず災を招くのです。即ち安国論の 「
万民百姓を哀みて国主国宰の徳政を行う、然りと雖も唯 肝胆を摧くのみにして弥々飢疫に逼る」の仰せの通りです。これは政治次元の主義・主張を乗りこえた 根底の原理であります。だから政治的立場を乗りこえ、国政にたずさわるすべての者に強く訴え、深刻な理解を持たせねばならない。
 あの生臭い政治次元の日中複交の問題でも、どうしたわけかあれだけは 超党派で復交議員促進連盟というようなものが出来た。真の国益、いや日本のみならず 全人類の為の国立戒壇こそ、党派をこえて賛成させねばならない。憲法の制約などは 少しも本質的な問題ではない。時来れば一挙に 解決されることであります。

 もとより此の事、口に云うは易いが難事中の難事、だが時来れば、この斗いを起さなければ徴(しるし)は出てこない。始めは誰も 本気にはしないでしょう。嘲笑するに違いない。だが果していつまで笑えるか、仏法は観念論ではない、空論ではありません。
 日蓮正宗信徒 一結して叫ぶ 「
国を救う大法 ただ大石寺にのみあり、正法治国・邪法乱国」の声 ついに一国にこだまする時、一国に兆(しるし)あらわれて 笑えなくなる時が必ず来る。たとえ私共の身は卑しくとも、持つ所は最大深秘の三大秘法、叫ぶ所は大聖人の御金言であります。誰人がいつまで 蔑(あなず)れましょう。

 今回宗門においても、小さな妙信講の叫び、初めは誰も本気にしなかった、だが三年後の今日、誰がこの道理を無視し得たでしょうか。ついに道理は 現実となったではないか。これを以て思うに、正系門家一結して国家を諫めるならば、必ずや兆あらわれ一国に深刻な理解をもたらすに違いない。
 いま日本の国にこの御大法ありながら、さらに人目をそばだてる豪華な建物は立てられても、大聖人の御精神たる破邪・立正安国の一国諌暁の声は絶えて聞こえない。これ大聖人様の最大の御悲しみではないかと 深く恐れをいだくものであります。

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