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  --- 国立戒壇の名称放棄の公式決定なる誑惑 ---

     正本堂すなわち事の戒壇

 われわれは、ただ日蓮大聖大の仏法を広宣流布するにあるのであります。そして、大聖人の仏法を信じた人々は、本門戒壇の大御本尊を、わが総本山大石寺において拝し奉り、即座に即身成仏の本懐を遂げることが最も大切であります。

 その本門の大御本尊は「
日蓮が所行は霊鷺山の稟承(ぼんじょう)に芥爾(けに)計りの相違なき色も替らぬ寿量品の事の三大事なり」(御書全集一〇二三頁)と仰せられる大聖人の一身のご当体でありますから、本門戒壇の大御本尊安置のところは、すなわち、事の戒壇であります。

 今まさに、わが大石寺に正本堂が建立中であります。この正本堂が完成すれば、今、奉安殿に安置し奉る本門戒壇の大御本尊は、正本堂にご遷座申すのでありますから、その時は
正本堂は本門事の戒壇であります。
 その正本堂は、池田会長の発願と、全信徒八百万の純信なる日蓮正宗の信徒の浄財による、いわば八百万民衆の建立であります。
 ”八百万”という数は、実に奇しき数であります。“八百万″とは、昔の日本古来の読み方によりますと「やおよろず」であります。「やおよろず」とは“無数”を意味するのであります。

 今、われわれ人間は、十界互具、一念三千の法門からすれば、一面、天界の神々であるともいえるし、また、仏界の仏でもあるといえるのであります。八百万民衆の建立による正本堂は、それ故、古来の読み方に従えば「やおよろず」の神々、諸天善神の建立ともいえるし、また、十万三世の無数の仏の建立ともいえるのであります。

 まことに、正本堂こそ、意義深い建物であると信ずるのでございます。
 されば、わが日蓮正宗の信徒は、御相伝による「
此の処即ち是れ本門事の戒壇、真の霊山なり、事の寂光土にして若し是の霊場に一度も詣(もう)でん人は無始の罪障速やかに消滅す」との御金言を深く信じなければならないのであります。




 「国立戒壇の放棄」と、正本堂を「事の戒壇」とする誑惑は、一体不離・ワンセットであることがここに知られます。



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