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         総本山客殿新築落慶大法要 御法主上人猊下御説法

          
( 本門戒壇の大御本尊御遷座と正本堂解体の事由 ) 

    (
仏法を歪曲した謗法の遺物を徹底して駆逐

 まず当客殿の立て替え工事が行われた最大の理由は、阪神淡路大震災の教訓による耐震安全設計の検討の結果であります。しかしこれは物理的な、表面上の考察によるものと思います。

 宗祖大聖人の説き給う正嘉の大地震、文永の大地震等の故事に準じ、仏法上の深い因縁果報の鏡をもって、かの阪神淡路大震災を見る時に、これまさに真の主師親の三徳の本仏に背き奉る一国謗法の現証であるとともに、特にその仏法上の極悪非道をもって直接にこの惨事をなした、池田創価学会の大謗法の結果であります。
 その他にも、平成二年十一月十六日の池田大作による宗門誹謗の翌日より起こった、かの雲仙普賢岳の大噴火といい、宗門要路者に災禍の呪詛をなした奥尻島の大津波といい、その他あらゆる多くの不思議な罰の現証といい、悉く池田創価学会の仏法上の大謗法の所為は明らかであると断ずるものであります。

 故にこそ、その池田創価学会が発願して構築したところの前客殿が、願主の不純な信によって、自ずから除却される命運に立ち至ったものと思われます。そしてこの新しい客殿の落成は、「大悪をこれば大善きたる」の金言そのままに、大聖人の仏法を正しく護持する日蓮正宗の僧俗和合の功徳の結晶として顕れたのであり、真実の広宣流布への盤石の基礎となり、未来への跳躍台となる無限の意義を具えるものと確信するものであります。

 この時に当たって、再び
池田創価学会の謗法を検証するとともに、総本山における
仏法を歪曲した謗法の遺物を徹底して駆逐し、もって破邪顕正の洋々たる広布の未来を開くことこそ、最も緊要のことと存ずる次第であります。

                     (句読・改行等、便の為に当サイトにて添加

 
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