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         総本山客殿新築落慶大法要 御法主上人猊下御説法

          
( 本門戒壇の大御本尊御遷座と正本堂解体の事由 ) 

    (
社会正義に反する不正直と虚偽と二枚舌

 かかる無慚無愧な池田創価学会の姿に対し、それ以前から宗門内部で改正を考慮しつつあった、法華講本部の役員の任期規定等を思い切って改正し、従前の規則による本部役員・総講頭・大講頭等は、一往全員失格する付則をつけて、これを実施した次第であります。
 すなわち免職ではなく、宗規改正により資格喪失であって、池田らのその後の反省懺悔いかんでは復職する可能性は十分にありました。しかるに、驕慢悍馬の如き池田大作およびその一党は深くこれを怨み、いよいよ反抗・誹謗の態度を露にしてまいりました。

 故に、平成三年十一月、創価学会の解散を命じたところ、全くこれを聞かず反抗に終始したので、直ちに破門処分に付したのであります。さらに、翌年七月通告をもって池田大作の謗法行為を指摘し、弁疏の機会を与えましたが、これに応ずる誠意も勇気もないため、敢えて除名処分に踏み切ったのであります。
 その後の彼等の宗門誹謗は陰湿を極め、全く根も葉もない米国における偽証事件によって行っておる執拗な反復誹謗は、彼等がいかに人間性に欠けた、反社会的性質であるかを、自ら暴露するものであります。

 蓋し、池田創価学会はそのあらゆる言動において、上から下までが自分らの都合のため、また勝つためには
どんな誑かしを行なってもよいという狂信によって洗脳されており、正直を根本とする法華経と大聖人の下種仏法の教旨に、大きく背反しております。彼等の、仏法の正義に背き、社会正義に反する不正直と虚偽と二枚舌の実例を挙げれば限りがありません。すなわち、大聖人の正しい仏法の広布にとって多大な障害となることが、いよいよ明らかとなってきたのであります。
 特に先程来述べる如く、その根底における池田大作の、大聖人の
三大秘法に対し奉る我意と誹謗こそ、一切の邪悪の根源であります。


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