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    日蓮正宗創価学会批判を破す
        ( 創価学会教学部編集 )

 高橋智遍の稚論を笑う
  『
創価学会が真実なら 私は日蓮聖人の信仰をやめる

 一、はじめに

 
昭和三十五年十二月に、本化妙宗連盟の高橋智遍が「創価学会が真実なら−私は日蓮聖人の信仰をやめる」という、創価学会に対する幼稚きわまりない内容の批判書を出した。
 これは、三十五年の四月から七月にかけて、本化妙宗連盟で発行している、雑誌「信人」に連載されたものである。

 本化妙宗連盟とは、田中智学の国柱会の流れをくむ在家日蓮宗の教団であるが、信者わずかに数百という、その名もほとんど知られていないほど、小さなものである。
 田中智学の死後、その高弟山川智応が、後継者問題で田中香浦と争い、国柱会から分裂してできた教団である。国柱会系の大同団結を期して創立されたと称しているが、昭和三十一年には山川智応も死に、智応の弟子高橋智遍が、山川の迷説をうのみにして、わずかに一人芝居を演じているのが現状である。

 そもそも、かれらが絶対視して尊敬する田中智学は、明治十五年の横浜問答で、日蓮正宗から破折され、返答に窮し、ついに夜逃げして行方をくらませたことは有名で、その記録は、いまに至るまでげんぜんとしてのこされている。
 智学はもともと邪宗身延派の出身だが、戒壇の大御本尊に反逆したほかは、ことごとく
日蓮正宗の正義を盗みとって富士戒壇説蔓茶羅本尊論法国冥合三秘説などの邪義をかまえ、国柱会を創設して、おおいにその邪義を宣伝したのである。
 終戦後は、国柱会も本化妙宗連盟も、たびたび創価学会の破折を受け、一言の反駁もできず、唖法のバラモンのごとく沈黙してしまった。

 智遍も、智学と智応の邪義を、金科玉条としてふりまわしているが、時にはとんでもないことをいい出しては、世の物笑いのタネになっている。
 あるときは、学会青年部に破折されて返答につまり「
戒壇の本尊は天皇があらわすのだ」といってみたり、あるときは、智学一派の根本教義となっている佐渡始顕の本尊に対し佐渡始顧の本尊などはあるはずがありません。あってもあれはニセモノです」と、うっかりホントウのことをいって、国柱会などからつるしあげられてもいる。

 このような智遍の考え出した学会批判であるから、内容はまったくひどいもので、身延派の「創価学会批判」よりもおそまつなシロモノ。数か所には、マンガのさしえが挿入されているが、本文もさながらマンガを読んでいるごとくで、抱腹絶倒を禁じえない.
 さしずめ、智遍もマンガ的な、大いに間のぬけたところのある人物らしいから、こちらがまともになって筆をとり、教える気にもなれないが、仏法の大慈大悲の立場から、あえて一筆する次第である。



 
田中智学氏が日蓮正宗との法論に破れ、その後富士の法門を研究・学んで(日蓮正宗の正義を盗みとって)富士戒壇説、蔓茶羅本尊論、法国冥合、三秘説を唱えたことが示されています。
 
 この富士戒壇説において、田中氏が「国立戒壇」の語を用いたのでしたが、その義はまさしく富士門流の伝統法義から盗用したものでした。

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