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“吹けば飛ぶ男”の奮戦記
--- 古参代議士が見た創価学会 ---
食事中も名誉会長のことばを 「如是我聞」
学会幹部たちの前で 国会議員が平身低頭!
池田名誉会長が 九州文化会館などに来ると、九州選出の公明党国会議員全員が 会館に集められます。
この時には、よほどの理由がないかぎり 欠席できません。何かあった場合に、「池田先生を守らなければならない」というのが
その理由なのです。
仏教には、「如是我聞」という言葉があります。仏の弟子たちが 「我れ是の如く 聞きにき (私は仏の説法を このように聞いた)」と、のちにそれぞれが教えを持ち寄り、仏典として作りあげていったのです。
私達もまた、まるで仏様の言葉を書き取るように、真剣に池田名誉会長の話をメモします。部外者には 信じられないような事実なのです。そして、廊下で擦れ違った時に声をかけられたことなどまでも、みんなで持ち寄って報告し合う。これを整理して、党の委員長に報告するのです。
名誉会長が九州へ来て どういう話をしたのか、重要な方針の変更はなかったか、政治面についての発言はなかったか等々、党の委員長はいつも神経をとがらせている必要があるからです。
名誉会長との会食会のときは、国会議員の席も片隅にありますが、どういう話があるかわからない。みんな、一言も聞き漏らさないように緊張していますから、落ち着いて食ベていられないのです。
参院選(六十一年)のあと 九州文化会館での会食会のとき突然、原田 立議員と神崎武法代議士が 名誉会長のテーブルに呼び付けられました。席に戻ってきた原田議員は、しよんぼり元気がありません。(略)
この席には、八〇人ほどの地方の学会幹部クラスが 会食していました。あえてその前で、国会議員を平身低頭させることによって、池田名誉会長は自分の権勢を誇示してみせたのです。
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