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      創価学会の反民主主義的体質示す盗聴裁判での居直り

     「聖教新聞」での秋谷会長「談話」
                  
弁護士 青柳盛雄

 創価学会による宮本議長宅電話盗聴事件について、東京地裁(大城光代裁判長)は、二十二目、同事件が北条浩前会長(故人)も関与した創価学会の組織的犯罪であることを認める判決を言い渡しました。

 ところが創価学会は、この判決にたいし、「聖教新開」二十三日付で、秋谷栄之助会長の談話を載せ、「
四十五年当時、顧問弁護士であった山崎正友が学生部員二人を使って行ったものであり、故北条会長は、関与していない」、山崎は「学会攻撃のためには、あらゆる悪らつな謀略を仕組み、ウソも平気で供述する人物」、「一審裁判所がこの点を見過ごし、故北条会長があたかも関与していたかのごとく推論によって認定したことは大変に残念」などとのべています。

 これは、みずからの反社会的犯罪を判決で指弾されたことにたいする、創価学会の完全な居直りです。


                        句読・改行等、便の為に当サイトにて添加


 司法の手によって、創価学会の組織的犯罪が認定されても、世間や会員たちに向かって「黒を白と言いくるめる」のは、創価学会の常套手段でした。
 世間に対しては「
事実無根」等と言って、かえって墓穴を掘ることもありましたが、マインドコントロールされている会員たちには、きわめて有効に働いたことでした。
 

 共産党の視点から見れば、これは「創価学会の完全な居直り」と映ることでしょう。


                          ( 平成十四年一月九日、櫻川 記 )


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