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日本共産党第十回中央委員会総会
不破委員長の報告から
(略)
なかでも、反共野党の「中核」をもってみずから任じている公明党にたいして国民の審判をくだすたたかいは、きわめて重要であります。
さきの盗聴事件は、反社会的な集団としての創価学会・公明党の本性を、裁判所の判決という形できびしく告発したものでした。
これは、彼らの反社会的な行動の表面にあらわれた一角であります。目的のためには手段をえらばない、自分たちの野望のためには、どんな卑劣で、醜悪で、不法野蛮な手段にも平気で訴えるというのが、この集団の実態であります。
私たちは、民主主義の名において、これらの勢力にたいして、国民のきっぱりした批判と審判をくだすため、全力をつくす必要があります。
(略)
盗聴事件の判決で、彼らがひたかくしにしてきた反社会的、犯罪的な実態への糾弾が天下の公論となりつつある今日、反対にこちらから、徹底的に攻めこまなければなりません。
まじめな信者と、公明党・学会指導部の反社会的な立場、反革新路線とのあいだの矛盾も指摘しましたが、彼らの反共反革新の策動をうちやぶるたたかいは、日本の革新の事業全体のためにきわめて重要であります。
(句読・改行等、便の為に当サイトにて添加)
宮本議長の発言と比べると、なにやらイデオロギッシュな上すべりした感がありますが、総会の公式発言というのは、そうしたものなのでありましょう。
口を開けば、二言目にはやれ「世界平和」だ「人道・人権」だというその見せかけのポーズの裏に、「目的のためには手段をえらばない」し、「野望のためには卑劣・醜悪・不法・野蛮な手段にも平気で訴える」し、それが「この集団の実態」であるということは、法廷闘争や共創協定や市井の現場等で激しく対峙してきた共産党が、たしかに身を以て思い知った実感なのでありましょう。
(
平成十四年二月二十一日、櫻川 記 )
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