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非営利組織の経営 ( 原理と実践 )
( Managing The Nonprofit Organization )
[V部]成果をあげるためのマネジメント
--- 成果をどう定義するか、どう評価するか
3章 --- 成果をあげるための意思決定
争いの解決
争いを解決するためにこそ、反対意見や、不同意の意見を活用すべきである。
反対意見はないかとオープンに尋ねるようにすれば、人は、自分たちの意見に耳を傾けてくれていることを知るものである。
しかも、どういう人が反対しているのか、何について反対しているのかも明らかになる。そして多くの場合、反対者も喜んで決定を受け容れられるような争いを調整することができるようになる。
争いを解決するもう一つの方法は、激しく反発し合っている両者に、落ち着いて共通点を探るよう要請することだ。両者が共にコミュニティで尊敬されている人である場合には、とくにこうした方法が必要である。まず、意見の一致している部分から話合いを始めてもらうことである。
第三の方法は、議論を分解することである。「合意できる点をまず探そう」ともちかけるのである。そうすれば、つまらないことで意見の不一致があったということがわかる。重要な点については共通の基盤があり、一致点を見出すことができる。意見の対立点を小さく見、一致点を大きく浮かぴ上がらせるのである。
(上記科段は、便の為に当サイトにて添加)
顕正会の「御遺命守護」に関わる部分のみ、御遺命守護資料館の貴重な資料として抜粋して紹介しました。著作権者からの指摘・要請があれば、相応の対応を検討します。
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