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非営利組織の経営 ( 原理と実践 )
( Managing The Nonprofit Organization )
[W都]人事と人間関係 --- 職員、理事会、
ボランティア、コミュニティ
1章 --- 人事
人間に関する決定が、究極的な、そしておそらく唯一の組織管理の手段である。組織が成果をあげる能力は、人で決まる。組織は、その擁する人材を超えて立派な仕事をすることはできない。
人的資源からどれだけのものを引き出せるかによって、組織の成果が決定される。そしてそれは、どういう人を雇い、どういう人を解雇するか、どういう仕事をやらせるか、誰を昇進させるかという基本的な人事に関する決定によって決まる。
自分こそ人間についての優れた審判官だと自信をもって人事を始めるトップは、最悪の人選を行なうに決まっている。適切に行なおうとするならば、人事のプロセスは、第一に、なされるべき仕事から始まる。たんなる職務内容ではない。課題としての仕事である。第二に、トップとしては、複数の人物に目を向けなければならない。友情や偏見、あるいはたんなる習性で自分の目が曇ってしまうのを防ぐことができる。
第三に、候補者の評価に当たっては、焦点はつねに、実績に当てなければならない。性格から始めてはならない。第四のステップとして、その人物の具体的な強みを見なければならない。
ある任務を遂行するのに必要な人材の選択は、こうした決定のプロセスで終わるわけではない。三ヵ月後に、第二段階を迎える。新しく任命した人物を呼んで、「新しい仕事についてから三ヵ月が経ちました。成功するためにはあなた自身何をすべきか、考えてきて下さい」といわれなければならない。
後日、彼女が提出するレポートを見て、自分がその任務に適任者を配置したかどうかが最終的にわかる。
(上記科段は、便の為に当サイトにて添加)
顕正会の「御遺命守護」に関わる部分のみ、御遺命守護資料館の貴重な資料として抜粋して紹介しました。著作権者からの指摘・要請があれば、相応の対応を検討します。
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