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非営利組織の経営 ( 原理と実践 )
( Managing The Nonprofit Organization )
[W都]人事と人間関係 --- 職員、理事会、
ボランティア、コミュニティ
4章 --- 理事会を機能させるには
まず、理事は統治者です。理事が集まって「これをやる」ということを決めたときには、機関を統治しているわけです。それから、理事は、スポンサーです。ここでは、理事には、自ら資金を出し、また資金を集めるという役割があります。
また、理事は、大使です。機関の使命を説明し、逆風にあるときには機関を護り、関係者やコミュニティに対して機関を代表します。
最後に、理事はコンサルタントです。ほとんどすべての理事か、もし有料で使おうとすれば、かなり高いものにつくような何らかの専門的な能力をもっています。このように、統治者、スポンサー、大使、コンサルタントという四つが、理事にとっての主要な役割です。
強力な理事会をもつことが非営利機関のためになる
実に多くのCEOが、理事会はどうせ機能しないのだから、せめて害にならない存在にしようとする傾向をもっています。しかし、これは間違った傾向です。
CEOは理事会に依存する存在です。したがって、内容を吟味しないまま判を押す理事会ではなく、強力で責任感があり、かつ活力のある理事会をもった方がずっと効果的な仕事ができます。
もう一つの理由は、強力な理事会をもつためには、非営利機関のトップがたくさんの厳しい仕事をしなければならなくなるからです。立派な理事会というものは神が授けて下さるわけではありません。ふさわしい人物を求め、絶えず訓練をしていかなければなりません。
CEOは、理事会に十分な情報を提供するとともに、双方向に情報が流れるようにするために、非常な時間を費やさなければなりません。理事会とよい関係を築き上げることが、CEOにとって最も大事な中心的な仕事なのです。
組織の一翼を担う機構として、強力かつ有効に機能する理事会をつくり上げない限り、どのような組織もその可能性をすべて引き出すことはできない。
(上記科段は、便の為に当サイトにて添加)
顕正会の「御遺命守護」に関わる部分のみ、御遺命守護資料館の貴重な資料として抜粋して紹介しました。著作権者からの指摘・要請があれば、相応の対応を検討します。
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