20年代に突入するや新型コロナの感染拡大に伴い、広宣流布の前進においてもさまざまな制約が課せられる中、かえってオンラインを活用した新しい戦いの形が確立されたことに、御本尊様の御守護を実感するものであります。
それは一つには、総幹部会等の「ネット配信」 二つには、「リモート座談会」であります。
これらオンラインを活用した戦いは、今後、広布を力強く推進するうえで画期的なものといえ、全組織が積極的に活用していくべきであります。
「ネット配信」
まず総幹部会等の「ネット配信」についてですが、... 総幹部会の映像をネットで広く視聴できる環境を整えて下さいました。ネット配信は、時間や場所を選ばず、いつでもどこでもスマホやパソコンさえあれば視聴でき、...視聴者の裾野が格段に広がり、今や折伏や指導にフル活用されております。(略)
「ネット座談会」
次に「ネット座談会」ですが、今やほとんどの人がスマホやパソコンを所有しておりますので... 無料のビデオ通話アプリを使えば、リモートの座談会が誰でも簡単に行える環境が整いました。リモート座談会の利点は、大勢の同志が同時に参加し、画面に映し出される一人ひとりの表情を見つつ会話ができることであり、(略)(顕正新聞 第1549号)
小生が、「冨士大石寺顕正会の基礎知識」サイトを開設したのは、2000年6月であった。「御遺命守護資料館」サイトは一年後の2001年6月に開設した。2003年6月に、上長の矢島総務・武蔵野地区部長(当時)を通し、ただちにサイトを閉鎖するよう「本部命令」が伝えられた。以後、2004年にかけて総務と面談・メールを重ね、根拠を示し情報発信の必要性を訴え、理不尽な「本部命令」を拒否し続けた。
同時に、本部に対し顕正会の組織上の問題点(特に幹部の機関誌購読費負担)を指摘し、その改善案を具申した。また、執筆中の「本門戒壇の本義」の本部への原稿提示と、小峰理事(当時)による拙著への出版妨害という経緯を経て、2005年10月 小生は除名処分となり、異例の「本部通達」が顕正新聞紙上に掲載された。
時は移り、芙蓉茶寮の通販が始まり紆余曲折を経て、顕正会と顕正新聞社の公式サイトが開設されている。
そして今、<ほとんどの人がスマホやパソコンを所有>する時代となり、「ネット配信」「ネット座談会」という<オンラインを活用した戦い>は、<全組織が積極的に活用していくべき>とされるに至ったことは、感慨深いものがある。
顕正会員は、オンラインを活用した<戦い>の中で、さまざまな「ネット情報」に触れることになるだろう。しかし、顕正会員が浅井マジックから脱却することは、容易ではない。
創価学会は、すでにはるか以前から本部幹部会を衛星放送で放映しネット利用も進んでいるが、組織の情報統制は強固である。創価学会の跡を追う浅井会長も、そうした状況を見据えた上で「オンラインを全組織で」に、ようやく踏み切ったのだろう。
誑惑・たばかりというのは、必ず崩れるのです。(略)
大聖人様は報恩抄において、「誑惑久しからず」との御意を、譬えを挙げて次のように仰せ下されている。
「尼犍が塔は数年が間利生広大なりしかども、馬鳴菩薩の礼をうけて忽ちにくづれぬ。鬼弁婆羅門がとばりは多年人をたぼらかせしかども、阿湿縛窶沙菩薩に責められてやぶれぬ」と。
このように、いかに巧みな誑惑も、責める者があれば必ず崩れるのです。(顕正新聞「御遺命守護特集号6」2019年10月5日 第1488号)
御遺命違背を責める浅井会長が、自ら「大幅形木本尊偽造」の誑惑や「平成25年一千万達成」等の自語相違を重ねて恥じないのは、いったいどうしたことか!
「誑惑久しからず」であり、<責める者があれば必ず崩れる>のである。
<ほとんどの人がスマホやパソコンを所有>する時代、浅井会長の誑惑を責める者もまた少なくない。