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顕正新聞 平成十三年十一月二十五日号
広布の法城 相次ぎ竣工
御入仏式 黒石会館は12月 9日
甲府会館は12月16日
昨年、浅井先生は「広布最終段階の本陣たる本部会館が落成したら、いよいよ地方会館建設を本格的に進めていきたい」として、まず青森県黒石、九州大分、山梨県甲府に会館を建設する構想を発表されたが、
このうち大分会館は十月に御入仏式が行われ、残る二つの会館もこのほど竣工、黒石会館は十二月九日、甲府会館は十二月十六日、いよいよ浅井先生によって御入仏式が執り行われる運びとなった。
黒石会館
本州最北端の会館となる「黒石会館」は、弘南鉄道「尾上高校前駅」から徒歩七分ののどかな田園地帯の一角に位置。車での便は抜群で、弘南鉄道「黒石駅」 から五分、JR「弘前駅」から二十分、東北自動車道の「黒石インターチェンジ」から五分、青森空港からは二十五分。
ことに周辺の自然環境は素晴らしく、市街地から車でわずか数分の所にありながら驚くほど静かで、秋には黄金色に輝く稲穂の波と赤いリンゴがたわわに実る田畑が広がり、緑も多く、仏道修行の道場としては、またとない立地条件を備えている。
また晴れの日には、津軽平野にゆったりと裾野を伸ばした秀麗な姿から「津軽富士」「奥の富士」とも呼ばれる岩木山が眺められる。
建物は鉄筋コンクリート造り一階建てで、四百名収容可能。敷地面積は約五百三十坪。
要塞のような堅牢な造りでありながら、細部に至るまで美しく機能的で、四十八畳の広々とした礼拝室のほか、集会室・談話室・事務室・玄関ホール・電話コーナー、さらに雪国だけあって風除室も設けられている。なかでもホールは明るくゆったりとしており、西側全面が巨大な強化ガラスで覆われ、館内からも秀峰・岩木山を一望できるようになっている。
甲府会館
大聖人と日興上人ゆかりの地・山梨県の初の会館となる「甲府会館」は、身延線「国母駅」から徒歩十五分、山梨県の交通の要衝であるJR「甲府駅」から車で十分、中央自動車道「甲府昭和インターチェンジ」からは同三分と、交通至便な場所に位置。周辺は閑静な住宅街で、会館前には広々とした緑地帯があり、市内を横断する甲府バイパスからも近い。
黒石会館と同じく、鉄筋コンクリート造り一階建てで、建物内部もほぼ同様の造りとなっている。収容人員は四百名、敷地面積は百五十坪。
ことに玄関前に設けられた約五十坪の広場は、広々として解放感にあふれており、全面インターロッキング敷きの中央には楠木が植樹されている。
◇ ◇
いずれの会館も、大地震を想定した完璧な耐震・耐火建築でありながらも、そのたたずまいは顕正会にふさわしく優美にしてモダン。
また礼拝室の御宝前には荘厳な須弥壇が設らえられ、御書講義・総幹部会等のビデオ放映用に八十インチの大型スクリーンと最新のビデオプロジェクターも常設、全室に同時放送システムも完備される。二会館ともに、設計監理は溝口育男一級建築士。施工は大手の鉄建建設株式会社。
御入仏式は、黒石会館が十二月九日午前十一時より、甲府会館が十二月十六日午後一時より、それぞれ現地の代表幹部が参列して挙行される。
なお当日は御入仏式に参列できない地元会員のため、黒石会館では午後二時三十分(婦人部)、四時三十分(男子部・壮年部)、六時三十分(女子部)の3回にわたり、甲府会館は午後五時のみ、それぞれ勤行が行われ、御入仏式における先生の講演がビデオ放映される。
黒石会館には工藤孝子管理主任が、甲府会館には石郷岡康子管理主任が、本部職員として常駐する。
いま現地では、完成した会館の威容を目の当たりにした会員から、“これほど絶好な場所に、なんと素晴らしい会館を”と、口々に感激の声が挙がっており、「御入仏」の日を心待ちにした歓喜の大波動が広がっている。
「広布御供養」に真心の参加を!
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