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顕正新聞 平成十四年一月十五日号
“いよいよ百万” 歓喜と決意沸々
元旦勤行 全一七二会場で厳修
本部会館始め全会場 空前の参詣
聖滅後七二一年の新春は、歓喜と熱気の元旦勤行から始まった
---。本年の元旦勤行は本部会館を始めとする全国一七二会場において厳修されたが、いずれの会場も弾むような歓喜と百万達成への決意がみなぎり、参詣者も前年を大きく上回った。
本部会館
この日、本部会館においては第一回を午前四時四十五分に開始、その後午後三時三十分まで計八回にわたって勤行が行われ、参詣者の総数は空前を記録した。
第一回勤行には総班長・支隊長以上の幹部が参列。水を打ったような静寂と、張りつめるような厳粛な空気につつまれ、全員身じろぎもせず開始を待つ。
定刻を十五分繰り上げた午前四時四十五分、小峰理事が元旦勤行の開始を告げると、湧き上がるような唱題が場内にこだまする。その中に出仕リンが鳴り響いて浅井先生が出仕、中央の導師席に着座された。そして唱題のなか中央のお厨子の扉が静かに開かれる。
直ちに荘重なる勤行が始められ、一糸乱れざる力強い読経・唱題は場内に響きわたった。
年頭の御挨拶
大歓喜の勤行ののち、先生は「諸法実相抄」の一節を朗々と奉読された。「末法にして妙法蓮華経の五字を弘めん者は男女はきらふべからず、皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱えがたき題目なり。日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱えしが、二人三人百人と次第に唱へつたふるなり。未来も又しかるべし、是れあに地涌の義に非ずや。剰え広宣流布の時は、日本一同に南無妙法蓮華経と唱えん事は大地を的とするなるべし」と。
ついで先生は、次のごとく力強い年頭のご挨拶をされた。「全国の顕正会員の皆さん、新年、あけましておめでとうございます。すでにご承知のごとく、顕正会の百万達成の時期は、確定いたしました。いよいよ明年十一月には、大地を的として成し遂げられます。
日本国に二大氷山が激突せんとするとき、そして宗門・学会ともに腐敗堕落を極めるとき、この濁悪の只中に、御遣命を守り奉った忠誠の仏弟子の大集団が出現することは只ごとではない。
諸法実相妙には『未来も又しかるべし、是れあに地涌の義に非ずや』と仰せあそばす。顕正会の百万こそ、まさしく地涌の流類の大集団であります。どうか、百万達成までに、一人ひとりが力ある人材に成長し、大聖人様に応え奉ろうではありませんか」
先生の百万達成を見据えたほとばしるような情熱、気魄こもる一言一言は全参列者の胸を打ち、全員が濁悪の世に百万仏第子の大集団が出現する重大意義に身を震わせ、スケールを変えた本年の大前進を誓い合った。
そのあと隊長・区長・支区部長・地区部長以上の幹部は、四者のグループごとに、一階の大会議室で先生に新年のご挨拶を申し上げた。
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