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顕正新聞 平成十四年十月二十五日号
御入滅七二一年の御大会式 厳修
御入滅の尊容偲び奉り感涙滂沱
再度の蒙古の責めの深意拝す
十月十三日、御本仏日蓮大聖人御入滅七二一年の御大会式が、本部会館において厳粛に奉修された。
御大会式とは、日蓮大聖人の御入滅という深い悲しみの中に、御本仏の常住不滅・常住此説法を如実に拝し奉り、御遺命たる広宣流布・国立戒壇建立を誓い奉る、仏弟子として最も大事な儀式である。
この日、御宝前中央には紅白の大きな重ね餅が供えられ、左右には、池上宗仲邸に咲き乱れた桜を摸して一対の桜花が並ぶ。
参列者は九十万顕正会を代表する総班長・支隊長以上の幹部一千五百名。全員が礼服に威儀を正し、場内には、あたかも御入滅に際し池上邸に馳せ参じた御門下を彷彿するごとき信心の赤誠がみなぎる。
そのなか浅井先生のご唱導により厳粛なる勤行が開始された。寿量品の半ばで、立正安国論ならびに日蓮大聖人・日興上人・日目上人の申状が奉読され、そのあと浅井先生より約一時間にわたり、大聖人の御入滅のお姿と、一代御化導の肝要、再度にわたる蒙古襲来の意義等について熱誠の講演が行われた。
先生の万感こもる指導は参列者一同の胸を打ち、場内には名状しがたい御報恩の思いがうず巻いた。
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