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顕正新聞 平成十一年八月二十五日号
男子部精鋭 熱血の合宿
二千三百余名 爆音のごとき唱題
全体集会、先生の師子吼に身震い
大感動の男子部合宿研修会が八月六日から三日間、鬼怒川で開催された。この日を一日千秋の思いで待ちわびた班長以上の幹部は二千三百余名。
折しも河辺慈篤の「極秘メモ」流出で全男子部に緊張感がみなぎる中、全員が浅井先生の御奉公の背景たらんとの闘志を抱いての参加となった。
第一日目夜の全体集会において浅井先生は師子吼された。「正本堂が音をたてて崩壊したのちも、まだ宗門は国立戒壇を放棄している。その元凶はいったい誰か。それは、阿部管長その人である。
… いったい、いつまで大聖人に背き続けるのか。もう大聖人はお許しにならない。ここに諸天は動き、あっという間に、阿部管長の身が持たぬほどの極秘メモが流出してしまった」
「これ大聖人様が、阿部管長という者の正体を、顕正会に見せて下さったのである。私はいずれこのメモの内容について、阿部管長に確認をしたい。文書で問い糺そうと思っている。事は重大であるから、言い逃れは絶対に許されない。もしメモの内容が事実ならば、久遠院日騰の悪言よりも百千万億倍の大謗法、大聖人に対し奉る大反逆である。猊座を退くだけでは事は済まない。富士大石寺の歴代から六十七代は削除し、宗門追放すべきであると、私は思っている」 --- 先生の御気魄に全員固唾を呑む。
最後に先生は御遺命成就の日に思いを馳せ、次の如く結ばれた。「もしその場に居合わせたならば、感動で五体は打ち震えただ大地にひれ伏すのみであろう。このとき顕正会員は男子部・女子部・壮年部・婦人部、それぞれ部旗を先頭に、一同して、天生原までの四キロの道のりを、紅の涙を流しつつ、戒壇の大御本尊様の御供をさせて頂こうではないか。その日まで、男子部は、一糸乱れず私についてきなさい。運命を共に戦おうではないか」 --- 男子部全幹部の頬に滂沱たる涙が流れる。名状し難い感動は場内を包み、鉄石の決意は大拍手となつて鳴り止むことがなかった。
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