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顕正新聞 平成十一年十月十五日号
「魔のたばかりを見抜け」
十九歳の上野殿に懇切の御慈誠
十月度御書講義は四日、川口総合文化センターで浅井先生によって行われた。
今月の拝読御書は、熱原の大法難いよいよ巻き起こらんとする建治三年、富士熱原地方の信徒の中心者・上野殿に下された「上野殿御返事」であった。
本抄は、大聖人出世の本懐たる「本門戒壇の大御本尊」建立の前夜、若き上野殿をたぶらかしてこの大仏事を妨げんとする第六天の魔王の働きに対し、大聖人が“魔のたばかりを見抜き毅然たる信心に立て”と、大慈悲のご教誠を下された御書である。
先月の特別講義において、御遺命破壊の本質が第六天の魔王の働きによることを指導頂いただけに、時に当たって本講義はまことに有難く、先生の明快にして気魄こもる講義に、場内には名状しがたい感動と決意がうず巻いた。
なお本講義は、四日以降全国五百六十会場でビデオ放映された。
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