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顕正新聞 平成十一年十月二十五日号
日蓮大聖人の御大会式 厳粛に奉修
立正安国の御聖意深く心腑に
御本仏日蓮大聖人の御大会式が十月十三日、本部会館において厳粛に奉修された。
御大会式とは、弘安五年十月十三日に入滅あそばされた日蓮大聖人の、非滅現滅・常住此説法の大恩徳を報謝し奉り、御遺命たる広宣流布・国立戒壇建立の達成を心新たに誓い奉る、仏弟子として最も大事な儀式である。
この日、御宝前中央には紅白の大きな重ね餅が供えられ、左右には、池上邸に咲き乱れたといわれる桜花が並ぶ。参列者は六十六万顕正会を代表する首都圏在住の総班長・支隊長以上の幹部一千三百名。いずれも礼服に威儀を正して開始を待つ。
七百十八年前の池上宗仲殿の邸を彷彿させるごとき信心の赤試みなぎるなか、浅井先生のご唱導により厳粛なる勤行が開始され、寿量品の半ばで立正安国論ならびに日蓮大聖人・日興上人・日目上人の申状が奉読された。そして勤行ののち、浅井先生より約四十分間にわたり、「立正安国論」について熱烈・重大な講演が行われた。 |
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