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 --- 正本堂の誑惑を破し懺悔清算を求む ---

  第三章 正本堂の誑惑を破す

   因に約すれば広宣流布

 細井管長は「今日は因の姿においてすでに広宣流布である」(臨時時局懇談会・45・4・22)と云った。

 もし広宣流布を因と果に約して論ずるならば、「
日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし」(諸法実相抄)であるから、大聖人御一人の御唱え出しこそ、日本一同に唱え奉る時がではないか。
 
 そして、戒壇建立は「果」の時なのである。







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