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--- 正本堂の誑惑を破し懺悔清算を求む ---
第三章 正本堂の誑惑を破す
( 三大秘法抄の御金言破壊の総括 )
以上、阿部教学部長の凄じいまでの、三大秘法抄の御金言破壊を具さに見た。
いまこれを総括すれば、阿部教学部長は
「王法」を“あらゆる社会生活の原理”と歪曲し
「王臣」を“民衆”とたばかり
「有徳王」を“池田先生”と諂曲(てんごく)し
「勅宣・御教書」を“建築許可証”とたばかり
「霊山浄土に似たらん最勝の地」を“大石寺境内”と偽り
「時を待つべきのみ」を“前以て建ててよい”とたぶらかし、
以て国立戒壇を否定して正本堂の誑惑を正当化さんとしたものである。
大聖人滅後七百年、三大秘法抄の御聖意を、ここまでふみにじった曲会は、宗内外に未だ見ざるところである。
「外道・悪人は如来の正法を破りがたし、仏弟子等必ず破るべし、師子身中の虫の師子を食む」(佐渡御書)の仰せが、うたた肌身にしみる。
正系門家の中に在って、御本仏の唯一の御遺命を破壊する「師子身中の虫」とは、いったい誰なのであろうか。
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