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        御遺命守護の大闘争の足跡
                              編集部
     六、悪辣なる創価学会の実体
          十月四日学会本部事件の真相


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「還著於本人」の報い

 而も、彼等のマスコミ対策の徹底は、二・三の週刊誌が取材に来ると、一日・二日後に必ず「事情によって掲載出来なくなった」と断ってくる程である。或る一流紙の若手記者は、「妙信講が正しいことは以前からわかっている。しかし上部でどうしても押えられてしまう」と、憤りをぶちまけていた。

 しかし、この事件に関連する創価学会の悪辣なる実体は、その体質からくるものである。
 前述の如く、唯一の御遺命を恐れげもなく歪曲し、これを諌める妙信講には権力をもって阿諛の宗務院を使って解散除名させ、更に教義の対決を逃げて、その金力・権力を駆使して国法の落し穴によって、妙信講の壊滅をはかるとは。公明党議員の四谷署訪問は何を物語るか。

 しかしこれも、彼等にとっては常套手段であろう。かっての言論問題は言うに及ばず、自己の歴史は平然と書替えられ、『戸田城聖全集』、『池田会長全集』 一〜三巻は絶版となり、初期の『折伏教典』は古本屋にすらなく、一度び妙信講の諌訴を受けるや「創価学会入門」は十数ページに亘りカット改竄し、「仏教哲学大辞典」は絶版とし、更に前述の如く先師上人の御著述まで改悪すらするのである。

 又曾っては「御遺命達成」「広宣流布達成」といいながら、次は広宣流布は流れであると言訳し、第一章は終り・第二章の出発と、詭弁を弄している。これを予定戒壇説というそうである。「時を待つべきのみ」の御金言を、よくよく拝せ。
 舎衛三億といい、予定戒壇説といい、これこそ「仏法三千年史上空前」の大誑惑である。純信なる信徒を、一体何と心得るか。彼等こそ無節操な、御都合主義且つファッショ集団である。

 だが、今回の事件の悪辣なる陰謀は、やがて真実が白日の下にさらされ、世間・仏法共に糾弾され、「還著於本人」の報いを受くることは断じて間違いない。

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