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  五老僧の異解に就いて

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五師と興尊との教義上の異解

 五師と興尊との教義上の異解については、日道上人(大石寺第四祖、興尊新六ノ一人)は総じて十七ケ条としてをるが、其の中・主なるものとして五ケ条を挙げてゐられる。

 一、大聖上御書和字タルベキ事
 二、鎌倉五人ノ天台沙門ハ謂レ無キ事
 三、一部五経行過時事
 四、天日房方便品読ム可カラ不ルト大謗法ヲ立ル事
 五、一体仏事


 此等の条目は、道師が思ふところあつて殊に挙げられたものであらうが、更に五人所破抄・富士一跡門徒存知事等の興尊の記録に照り合して見ると、次の様に七ケ条の主なる点を挙げることができやう。

 一、本迹勝劣一致の問題
 二、本尊の問題
 三、方便寿量助行・題目正行と一部五種行との問題
 四、社参停止と許すとの問題
 五、日蓮徒弟と天台沙門との問題
 六、御書尊重不尊重の問題
 七、
本門の大戒と一向持戒の問題

 大体かくの如きの七ケ条であるが、此れを見ると一と二とは教理の上の問題で、三四七は修行上の問題であつて、後の五六は聖祖を如何に見奉るかの問題で、換言すれば聖祖観の問題である。

 若し問題の範囲からいつたならば、全般に亘つてゐるといつて差支なからう。かの天台は教行人理の四門に於て教法を眺めたのであるが、此の四門が一切仏教の大綱とするならば、此の七ケ条は教法の全般に亘るものである。
 茲には人即ち衆生観に就いては論点となつていないが、それは此処では教理の間に含まれてゐる事柄である。いふまでもなく今の場合に於ては別に四門として問題が起つた訳ではなく、自ら此の如き問題を構成するに至つたのであつて、而も此れが萌芽として宗派分裂の色彩が濃くなるに従つて全く異る教義となつたのである。



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