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  五老僧の異解に就いて

  (
本門の大戒と一向持戒の問題

 以下、七ケ条の各々について異るところをかいつまんで述べて見やう。

 (略)

 七、本門の大戒と一向持戒の問題

 五師は天台迹門で用ひた梵網瓔珞等の四十八軽戒を受持すべしといへるが如く、興尊は
本門の大戒を立てられて爾前迹門の戒に執するを破し給ひ、戒や所作は凡聖時機によつて異るべきものなればと仰せられた。

 (略)

 聖祖の御奮闘の目的は、御一生を通じて立正安国にあらせられたことは、いふまでもない。されば池上に於て御入滅の際も、立正安国論を講義遊ばされた程である。

 正を立つるとは何かといへば、
本門の本尊を立つることである。已に観心本尊抄に「一閻浮提第一の本尊此の国に立つべし」と仰せられた様に、正法の本尊を此の国に立てむといふの御思召であらせられた。
 正法の本尊とは何かといへば、曼茶羅御本尊である御本尊に、仏滅後二千二百三十余年に未曾有の大蔓茶羅と御認ため遊ばされてある。此れを察するに聖祖出世の御本懐は、此の御本尊を一切衆生に授与して仏に下種結縁し給ふにありしことは明かなことである。

 もう一重つきつけていへば、一切衆生総与の大曼茶羅を御顕はしにならんが為であつた。



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