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    「興尊雪冤録」の妄説を破す
         ( 初心者への指針 )

  
四、本門戒壇本尊への誹謗を駁す

   ( 一閻浮提之内末曽有の大曼茶羅也
 (略)

 先づ高田氏は、三位日順師は戒壇建立の時は仏像を安置して本尊とすべき旨を心底抄に記してをる、曼茶羅本尊ではないといふ。此の論難は、他門流から常に繰り返へしてゐるところである。
 此れはその文にのみ執して考へるから、順師の真意がわからぬのである。

 試みに順師の心底抄についていへば、前段に
大聖人の御本尊を明らかにして、経題の流布は仏駄の嘱累、所図の本尊は聖人の己証也、貴賤上下悉く本尊を礼し云云と説かれ、仏滅度後二千二百三十余年の間、一閻浮提之内末曽有の大曼茶羅也、と断言してをられる。
 其処には何等の、仏像のことはないのである。

 而して後段に於て、本門の戒壇について説き明かされるに、戒壇と木叉とを分ち、南都の戒場、比叡山の戒場を説き、後者の戒について
人法倶に迹に処す、伝受の戒・亦然なりといひ、而して本師を釈迦仏教授を文殊とし、弥勒を和尚となすことを明かにしてをり、此れに対して本門戒壇建立必定なりと主張されてをる。

 その次下に於て、其の必定なるを経文を引いて証明し、而して「
行者既に出現す、久成の定慧広宣流布せば、本門の戒壇其れあに立たざらんや。仏像を安置することは、本尊の図の如し。戒壇の方面は地形に随ふべし」と論じ、続いて久成の木とは妙法蓮華経なることを明かにされてをる。

 以上を見れば、順師は迹門の戒壇に対して授戒の場所とし戒檀を考へ、
本師・教授・和尚また迹門に対して本門のそれを予想して、本尊の図の如く仏像を安置せよといはれたのである。之を前の大曼茶羅を本尊とするといふのと照合すれば、その義が相応しないのである。



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