平成30年の「弘通の足跡」(顕正新聞 第1428号)のグラフを検討してみよう。
浅井会長は、過去の自身の発言について、はずしたことについては言及しないし、いわんや検証することもない。
ところが本年の「年頭の辞」では、このように語っている。
「出陣たる五万人男子部大会を開き、『二〇一九年までの二百万達成』を全員で誓願したのであった。その二百万が、二〇一九年を待たずに、一年も早く本年七月に達成されること、広布の決戦場に些かも遅れずと思えば、ただただ有難さが込み上げてくる」
それでは、小生の5年前の予測(顕正会のタイムテーブル)について、自ら検証してみよう。
「200万は7年後の平成32年(2020年)に達成」とグラフから読み取ったが、それは2年間前倒しされた。
簡易なグラフからの読取りであれば、小生の予測(誰がやっても同じだが..)は充分信頼に値するだろう。
では最新の「弘通の足跡」から、今後の推移はどうなるだろうか?
今から10年後の2028年(会長97歳)、約268万人とグラフから読み取ることができる。
そして300万達成は、14年後の2032年(会長101歳)である。
したがって、
「2020年代に、いよいよ本格的な他国侵逼が起こる … 建白書において、『近き広宣流布・国立戒壇』という文言を、三たび使った。 … 六千万は必ず成る。この確信のゆえに、敢えて『近き』『近き』『近き』と三度、繰り返したのであります」(平成24年8月)はレトリックに過ぎず、いつもの様に虚言となることは明白である。
結論は、5年前といささかも変わらない。もう一度ここに、再掲しよう。
「顕正会が、広宣流布・国立戒壇の御奉公を成し遂げ 「紅の涙」云々というのは、浅井会長が御書を自己中心・自分勝手に解釈して創り上げた妄想に過ぎない。
300万へのタイムテーブルが破綻していることは、すでに現実を反映したグラフが正直に示している。
それは同時に、淺井昭衞・讃仰(個人崇拝)団体となってしまった顕正会は 『御仏意』に叶わない、ということである。
浅井会長の妄想に騙され、大切な時間を御奉公(組織活動)に費やして、人生を無駄にしてはいけない。」 (櫻川 記)