|
顕正新聞 平成十二年二月二十五日号
「開目抄」の要文拝し烈々の講義
雪中の御本仏偲び奉り感涙したたる
二月度御書講議が三日、大宮ソニックシティ大ホールで浅井先生によって行われた。
今月の拝読御書は、文永九年二月、佐渡の雪中において著わされた重書「開目抄」であった。
この日、参集した受講者は首都圏在住の班長以上の幹部三千二百余名。全員、拝読御書を手に定刻前に着席。四ケ月ぶりの御書講義、そして本年初の講義とあって、会場は開始前よりゾクゾクするような緊張と歓喜がみなぎる。
雪中に簑を着て ・・・
「開目抄は、まことに重大な御書である。もし安易な思いで拝読するならば、罰をも受けようと私は思う。
大聖人様は本抄を御身安全の場所で著わされたのではない。『今日切る、あす切る』という危機迫るなか骨まで凍る塚原三昧堂の雪中において、蓑を着てお認めあそばしたのである」
「開目」とは
「『開目』とは、目を開かせ、見せしむるという意味である。何を見さしめ給うのか。すなわち、末法に出現された久遠元初の自受用身、下種の御本仏のお姿を、一切衆生に見さしめ給うたのである 」 |
|
|
戻る
|