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顕正新聞 平成十二年八月二十五日号
壮年部一千余名 凛冽の合宿
緊張のなか壮年部大会「誓願式」
“生まれ変わった壮年部”気魄満つ
四者の合宿の第三陣となる壮年部合宿研修会は、八月二十一日から二十三日にわたり、鬼怒川の「あさやホテル」において開催された。
本年は、歴史的な壮年部大会を八ヶ月後に控え、その誓願式が行われる合宿とあって、全国から参集した一千余名の壮年部幹部の気魄は凄まじく、曽てない感動と決意と熱涙に満ちた合宿となった。
第一日目夜の全体集会の席上、満場の緊張が頂点に達するなか、一千余名の全幹部が起立して壮年部大会の誓願式が厳粛に行われたが、“壮年部五千結集、断じて成し遂げん”との全員の決意は凄まじく、場内は燃えたぎる溶鉱炉のごとくなった。
全体集会において浅井先生は、「いま、国亡びんとする予兆日々に色濃くなる中、日蓮大聖人を命かけて信じ、国を救わんと立つ壮年部五千名の結集が、いかに重大な意義を持つか。このような集団は、断じて日本にない。ゆえに怨嫉する輩もこの五千結集をじっと見ている。壮年は社会経験も豊か、また家庭においても職場においても責任ある立場にある。この壮年が、日蓮大聖人の仏法を命かけて信じ、立つとき、大聖人様の仏法はいよいよ重くなり、広宣流布の潮流はいよいよ迫力を増す」と、壮年部大会の重大意を示されたのち、弥源太殿御返事の一節を引いて、人生の確信を失った日本の壮年を日蓮大聖人の仏法を以て救う顕正会壮年部の大使命について述べられ、烈々たる気魄で叫ばれた。
「ここに、顕正会壮年部の力で、日本国中の壮年に、この大仏法をしらしめる大運動を起こさなければならない。その期を画する出陣式こそ、明年五月六日の壮年部大会である。みごと五千の精鋭を結集して、大聖人様のご照覧を給わろうではないか。しっかり頼む」---
この師子吼に、一千余名の壮年部幹部は命の底から同心、声をつるべて「ハイッ」と大音声で応え、同時に万雷のごとき大拍手が長く長く続いた。
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