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顕正新聞 平成十二年十月五日号
十・十一月 雄大なスケールで法戦を
九月度折伏弘通 一万四七七六名
“新本部会館完成”に歓喜の大渦
浅井先生の講演
先生はまず、大折伏を成し遂げた全顕正会員の信心の赤誠を称えられたのち、十・十一月を六十日リズムの法戦と決定されたうえで 「本年最後の大法戦であるから、私は全組長に訴えたい。すべての組が十月に一名、十一月に一名、都合二名の誓願を立て、これをやり遂げてほしい」
「班長以上の全幹部は、燃える思いと心意気で、自ら誓願を立ててほしい。本年最後の法戦、そして七十七万へのスケールの大きい戦いなるがゆえに、チマチマと目標を決めたくない。全幹部がそれぞれの立場で、地涌の菩薩の誇りも高く、のびのびと大誓願を立ててほしい。そして、祈り・戦い・勝つのである。この雄大なるスケールを以て、七十七万への歴史的法戦を断じて成し遂げたい」と大号令を下された。
ついで先生は、十月三十一日にいよいよ竣工される新本部会館について「これほど堅牢で、荘厳で、美しく、かつ多くの人を救うための防災機能を備えた建物は、他にはないと確信をしている まさに三災七難を乗り越えて戦う広宣流布の本陣そのものである」と。
さらに「いよいよ大地動乱が始まってきたごとくである」として、さまざまな地震学者が首都圏大地震の前兆を指摘し始めたことを示されるとともに、科学雑誌「ニュートン」に掲載された東京巨大地震のシミュレーション特集を挙げて、巨大地震時における大火災の脅威と、被害対策を備えた新本部会館への避難方法等を懇切に指導されたが、全員が、大地動乱の直前に新本部会館が吃立する不思議と、会員の命を何としても守らんとされる先生の深きご慈愛をひしひしと感じ、名状しがたい感動がうず巻いた。
そして最後に「日本の人々を見るに『火宅に遊ぶ子』とまったく同じである。切迫する大地震も知らない、いわんやその次に来る他国侵逼も知らない。ただ目先の欲望に引きずり回わされているだけの愚かな姿である。顕正会は仏様の使いとして、これら一切大衆の目を聞かせ、救っていかなければならない。さあ、本年最後の六十日の法戟。七十七万を見つめ、スケールを変えた爆発的折伏をなし、以て大聖人様に応え奉ろうではないか」と結ばれた。
先生の気魄こもる指導に、場内には歓喜と確信と決意がうず巻き、万雷のごとき大拍手が長いあいだ鳴り響いた。
最後に「両眼滝のその日まで」を全員で熱唱。かくて爆発的熱気みつるなか、午後八時五十分、九月度総幹部会は終了した。
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