|
顕正新聞 平成十二年十二月五日号
「新しい時代に突入」歓喜沸騰
十・十一月の弘通 一万六、一五八名
「亡国の歯車刻々」に決意全く新た
浅井先生の講演
最後、大拍手のなかに浅井先生が登壇、約二十五分間にわたり、別掲のごとく重要な指導をされた。
この日、全幹部の胸のうちは“七十七万が達成できずに…”との申しわけなさでいっぱいだった。
これを知る先生は「皆さんは責任感がつよい。定めて申しわけないという気持ちでいっぱいでしょう。しかし、しかし、負けたなどという思いは少しも持つ必要はない。この一年間、どれほど真剣なる折伏弘通が行われたか、皆さんがどれほど真心を尽くしたか、誰よりも私はよく知っている。
この欲望肥大・自己中心の濁った世の中で、ただ人を救わんと、この最大深秘の有難い御本尊を弘めている清らかな団体がどこにあるだろうか。私は心から誇りに思っている。いま日本国の中で、大聖人様の御遺命を重しとして、いかに逆縁重なるとも、いかに誹謗中傷あるとも、いかに卑劣なる謀略があろうとも、それを乗り越え死身弘法に徹している団体は、顕正会を除いてあるべきはずもない」
「いまは広布の前夜であるから、まだ逆縁の壁は厚い。しかし『いまだこりず候』の強靭なる決意でこれを突破するのが地涌の菩薩。そして志念堅固・大忍辱力の人こそ御本仏の眷属である。さあ、いよいよ来年から新しい時代に突入する。最終段階の本陣も築かれた。
いよいよ三災七難を乗り越えて、第二の不思議を見せて頂く時代に突入する」
「本年の戦いを終えた今、私は来年こそ大きな戦いをと、全く新たな決意に立っているが、皆さんはどうか」
万雷のごとき大拍手が巻き起こった。それまで全員の胸にわだかまっていた”申しわけなさ“は一変して、新しい戦いへの決意と歓喜が場内に沸騰した。先生は常に勇気と確信を与えて下さる。全幹部はあふれ出る涙のなか”明年こそ断じて…”の決意を固めた。
ついで先生は十二月の活動指針である登用試験と広布御供養について述べられた。ことに広布御供養については、大聖人を利用して無理な募財・供養を強要する学会・宗門の腐敗堕落等と対比して、顕正会の正しさ、清らかさを示されたが、全員が大聖人の御心に通ずる功徳ある御供養をさせて頂けることに無上の誇りと有難さを覚えた。
さらに先生は、世界的にも有名なシンクタンクの野村総合研究所が「日本は二〇〇六年に経済破綻する」と警告したこと、また気象庁・地震防災対策強化地域判定会々長の溝上恵氏が東海地震の切迫を公表したことなどを挙げて、亡国の歯車が刻々と回っていることを指摘され、最後に顕正会の新しい時代の戦い開始を強々と叫ばれた。
魂をゆさぶるような先生の気魄こもる指導に、場内には名状しがたい感動と、明年からの大前進への燃え立つような決意がうず巻き、場内をゆるがす万雷のごとき大拍手が延々と続いた。
最後に「両眼滝のその日まで」を全員で熱唱。かくて爆発的熱気みつるなか、午後八時五十分、十一月度総幹部会は終了した。
|
|
戻る
|