冨士大石寺顕正会の基礎知識


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顕正新聞 平成十三年二月二十五日号


    第二祖日興上人御報恩勤行会 厳修
      「久遠元初の三宝」末法に御出現


 第二祖日興上人の御入滅六百六十九年の御報恩勤行会が二月七日、本部会館および同時放送会場の全国主要会館・事務所で厳粛に奉修された。

 この日本部会館では、雨降りしきる厳しい寒さのなか、地区部長・支区部長・隊長・区長等の代表幹部および有志会員一千三百余名の熱烈なる参列が見られ、三階礼拝室はぎっしりと埋め尽くされた。

 日興上人の御恩徳を偲び奉り全員が真心の唱題を重ねるなか、午前六時五十分、浅井先生が着座、直ちに厳粛なる勤行が開始された。
 勤行ののち、先生は「日興上人遺識置文」の冒頭の一条を凛々と奉読された。
 「
一、富士の立義、聊も先師の御弘通に違せざる事

 ついで先生は「
日興上人は、御本仏日蓮大聖人の御化導を助け奉るとともに、下種の大法を末法万年にお伝え下さるために御出現せられた末法下種の僧宝であられる。
 御本仏日蓮大聖人の大恩徳は甚深無量、また戒壇の大御本尊の功徳は無量無辺であられる。しかしこの仏法を、もし後世に伝えて下さる御方がなければ、どうして私たちが今こうして三大秘法を受持することができたであろうか
」と述べられたのち、

 当流行事抄の「
久遠元初の仏・法・憎すなわち末法に出現して吾等を利益したもう……」との日寛上人の御指南を引いて、久遠元初以来、日蓮大聖人に随従し御化導を助けまいらせ、三大秘法を末法万年に正しく伝えて下さった、日興上人の「久遠元初の僧宝」としての恩徳と、その尊い御振舞いについて、約十分間にわたり、別掲のごとく一語一語かみしめるように力強い指導をされた。

 また先生は、日興上人が万年救護のために定められた二十六箇条の御遺誠に背く現在の宗門の腐敗堕落を呵責されるとともに、この正系門家の濁乱により他国侵逼の前相である国家破産と巨大地震が切迫していることを指摘され、最後に「
このとき、富士大石寺の源流のままに戦う仏弟子の大集団が出現して、大聖人様、日興上人の仰せのままに御奉公するのである。もう広宣流布は近い。どうか大信カを奮い起こして、顕正会こそ御本仏日蓮大聖人、日興上人の御心のままに戦い、広宣流布を力強く進めようではないか」と力強く結ばれた。

 先生の気魄こもる指導は、参列者一人ひとりの仏性を強くゆさぶり、場内には広宣流布への全く新たな決意がみなぎった。


      「久遠元初の三宝」末法に御出現
       
日興上人の僧宝の恩徳 深く拝せよ




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