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顕正新聞 平成十三年三月五日号
浅井先生の講演
先生は、まず二月としては空前の大折伏を敢行した全顕正会員の弘通の真心を称えられたのち「二月のこの力強い弘通を見て、広宣流布の大きなうねりを感じている。いよいよ新しい時代に入ったのだ、広布の最終段階の戦いに突入したのだとの感が、胸に込み上げてくる。
迎える三月は、さらにこの広布のうねりを強めていきたい。日数の少ない短期決戦ではあるが、力強く八千突破の大折伏を成し遂げよう」と。
ついで先生は「御本尊の御説法は、功徳と罰の二つしかない。この賞罰の力を以て、理屈抜きに、三毒強盛の大衆をお救い下さるのである」として、御本尊の賞罰の力について、釈迦仏法が日本に伝来してきたとき、仏法に背いた天皇ならびに物部等の臣下が亡び、仏法を守護した聖徳太子と蘇我氏が勝った現証と、大聖人に敵対した東条景信・北条重時・大進房・三位房・平左衛門等がことごとく罰を受け、一国また蒙古の責めという未曾有の大罰を受けたこと等を例に挙げて、仏法に敵対する者は必ず亡び、味方する者は必ず守られるという、厳然たる賞罰の原理を示された。
さらに先生は、広宣流布の最終段階を迎え、賞罰が顕著に現われてきた現在の日本をタイタニック号にたとえ、国家破産と巨大地震という二つの氷山がすでに回避不能となっていること、また最も恐るべき大氷山たる他国侵逼も刻々と近づきつつあることを指摘されるとともに、すべては顕正会の前進にかかっていることを叫ばれ、
最後に「いよいよ広宣流布の最終段階が来たのである。そしてこのとき、大聖人様の御威徳によって賞罰もいよいよ顕著になる。顕正会は仏様の使いとして、大確信を以て御本尊様のお力を一切大衆に教えていきたい。
もう七百年来の御生骨が光を放つ、そういう時代に私たちは生まれ合わせているのである。さあ三月、広宣流布のうねりをさらに大きくして、何としても八千の大折伏を成し遂げようではないか」と結ばれた。
先生の火を吐くような大情熱の指導に、場内には歓喜と確信と決意がうず巻き、万雷のごとき大拍手が長いあいだ鳴り響いた。
最後に「両眼滝のその日まで」を全員で熱唱。かくて燃えるような熱気みつるなか、二月度総幹部会は九時ちょうどに終了した。
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