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顕正新聞 平成十三年七月五日号
濁悪の世に八十万法城厳然屹立
六月度弘通実に一万二千八二八名
「巨大地震発生までに百万を」に決意
八十万法城ついに成る --- 六月二十六日、川口総合文化センターで開催された総幹部会は、大歓喜で沸き立った。
この日、全国から馳せ参じた代表幹部は班長以上の三千六百余名、場内は冒頭から熱気がみなぎる。そのなか横田総務が「六月度折伏成果は、六月としては過去最高の一万二千八二八名。
ここに美事、八十万法城は厳然と屹立いたしました」と発表すると、満場から万雷のごとき大拍手が巻き起こった。
最後、浅井先生は、八十万法城を成し遂げた全会員の赤誠を称えられたのち、
「今法戦の一万二千有余の折伏は、奇しくも解散処分を受けた時の顕正会の会員数と同じ。この解散処分までの十七年間こそ、顕正会の歴史の原点である」として、発足から解散処分までの足跡と、連々と続けられた先生の大忠誠の諌暁により、ついに御本仏の御裁断が下り正本堂の大誑惑が完全に打ち砕かれた“不思議”について述べられ、
「広宣流布を忘れた宗門と学会の堕落の中において、ついに国立戒壇の御遺命を死守し奉った顕正会が八十万になった。この事実こそ、“いよいよ顕正会は広宣流布に身を捨てて戦うべし”との大聖人様の厳たる御命令でなくて何か」と強々と叫ばれた。
ついで二大氷山の一つである巨大地震について言及。
防災科学技術研究所の松村正三室長と五十嵐丈二・東京大学助教授の解析データを引いて、東海大地震の発生が数年以内に迫っていることを指摘され、
「ここに私が念願することは、何としても巨大地震発生までに百万を成し遂げたいということである。もし巨大地震が起これば、それは恐るべき他国侵遍の前相。よって何としても大地震の起こる前までに百万の大法城を築きたい。そして百万以後、いよいよ本格的な国諌暁の戦いを開始しなければならない」と烈々たる気魄で叫ばれた。
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