|
顕正新聞 平成十三年九月二十五日号
婦人部 感涙熱烈の合宿研修
台風直撃に打ち勝ち全員参加
「心の固きによりて」肌身に味わう
浅井先生の講演
大型台風のなか必死の思いで馳せ参じた全幹部の熱烈の心情を知る先生は、開口一番
「大型台風が関東を襲う中、よくぞ、よくぞ、馳せ参じてくれた。
…… 聞けば誰一人としてあきらめなかったという。全員が何としてもの思いに立った。この一念の強さが、この不思議を成しとげたのである。私は「心の固きによりて神の守り則ち強し」ということを、強く強く感じている。
…… 顕正会の合宿で、これほどの大型台風にぶつかったのは初めてである。しかし婦人部はこの台風に勝った。四者の合宿の締めくくりを婦人部が強き信心でやってくれたこと、ただ感動でいっぱいである」と述べられた。
先生の勿体ないまでのご慈愛にふれ、全幹部の目に涙がにじんだ。
ついで先生は「末法濁悪」の時代相ともいうべき犯罪の激増、ことに親殺し、子殺し等の頻発を憂えられ、この人心の荒廃が亡国の前兆であることを指摘されたのち「将来、日本においてどのような形で自界叛逆が起こるのか。いまその姿が、ようやく垣間見えてきた」として、靖国問題を通して「自界叛逆」の姿について言及。
中国に請い、その威光をバックに政治権力を得ようとする創価学会・公明党等の勢力を巧みに操る、中国の国家戦略に基づいた日本の分裂工作こそ、自界叛逆の兆しであることをズバリと指摘されたが、これまで漠然と捉えていた「自界叛逆」の具体的な姿が初めて全員の胸に迫り、開目させて頂いたごとくの衝撃的感動を覚えた。
さらに先生は諸法実相抄の「日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか」との一節を引いて「大聖人に同意し奉るとは、出世の御本懐たる戒壇の大御本尊を一筋に信じ奉り、御遣命を夢寐にも忘れず国立戒壇建立に戦う者である」と述べられたのち、この「地涌の菩薩」の宿縁を、上行菩薩に随う六万恒河抄の姿から指導されたが、満場には言い知れぬ大感動がみなぎった。
最後に先生は烈々たる気魄で結ばれた。「広宣流布は大聖人様の御威徳によって必ず成就する。すでに顕正会は誰人も予想すらできなかった『不思議の還御』を拝見させて頂いたではないか。これを以て思うに、第二の不思議たる『日本国一時に信ずる事あるべし』も必ず拝見させて頂ける。どうか顕正会婦人部は、御生骨が光を放つその日まで、国立戒壇が建立されるその日まで、肚を決め切って一筋の忠誠を貫き、晴れて戒壇の大御本尊様が天生原の国立戒壇にお出ましの時には、この婦人部旗を先頭に、流れ落ちる涙の中に全員で御供をさせて頂こうではないか」
全幹部は熱涙をしたたらせ、“どこまでも先生の御供を……”の決意は大拍手となって延々と場内に鳴り響いた。
最後に「両眼滝のその日まで」を全員で熱唱、大合唱のあとも再び大拍手が競いた。集会終了後も誰一人として場内を去りやらず、涙で顔をクシャクシャにしながら「こんなに凄い合宿になるとは」「なんとしても先生にお応えしたい」等と口々に感激と決意を語っていた。
| |
戻る
|