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顕正新聞 平成十四年六月五日号
中盤戦を迎え 広布の熱気たぎる
御本仏の威徳隠すゆえに中国に蔑られる
「聖人国に在るは」の御金言に確信満つ
五月度総幹部会が二十三日、川口総合文化センターで行われた。
いよいよ中盤戦開始のこの日、沸々たる闘志をみなぎらせた班長以上の代表幹部三千七百余名が全国から参集、場内には開始前から爆発的な熱気がただよう。
席上、浅井先生は中国瀋陽の日本総領事館で起きた亡命者連行事件について言及。
日本を属国視して国家主権をも平然と踏みにじる中国の非道と、この中国に諂う日本政府、また媚びる政治家たちの愚かしさを挙げて、今回の事件が亡国の前相なることを示されるとともに、「この国に、大慈大悲の下種の御本仏ましますにもかかわらず、日本一同この御本仏を軽賤し、また門下一同この御本仏の御遺命に背き奉るゆえに、いま日本はいよいよ亡びんとしている」と事の本質を鋭く指摘された。
ついで先生は、いま学会・宗門・正信会の三者が互いに争いながらも、顕正会に対しては足並みを揃えて怨嫉している姿こそ、国立戒壇建立を阻止せんとする第六天の魔王の働きであることを指摘されたうえで「巨大な権力・財力を持つ学会も、貫首の権威と数百の末寺を有する宗門も、二百有余の僧侶が集まっている正信会も、全く折伏弘通ができないではないか。その中に、国立戒壇のゆえに死罪に等しき解散処分を受けた顕正会だけが死身弘法をなし、今や日本国を揺さぶる百万の仏弟子の犬集団にならんとしている。こんな不思議なことはない。これひとえに、大聖人様が顕正会の前進をお待ちあそばし、手を引いて下さるゆえである」
「日本の誇りとするは経済力でもなければ技術力でもない。この国に、久遠元初の自受用身・下種の御本仏がましますことである。……もし日本一同に大聖人に帰依して国立戒壇を建立するならば、そのとき日本は万国の尊敬を受け、国の安きこと盤石のごとくになる。大聖人様の御心のままに、この御遺命成就の戦いを為す者は、もう日本国にはこの顕正会以外にはない」と烈々たる気魄で叫ばれた。
浅井先生の講演
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