冨士大石寺顕正会の基礎知識


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顕正新聞 平成十四年六月五日号

中盤戦を迎え 広布の熱気たぎる
     御本仏の威徳隠すゆえに中国に蔑られる
      「聖人国に在るは」の御金言に確信満つ

          
浅井先生の講演

 先生は開口一番 「
本年の前進は二月・三月・四月の序戦から、例年とは全く違った力強い広布のうねりが感じられる。これも、大聖人様が顕正会の手を引いて下さればこそということ、私は深く思っている」と、序盤戦を振り返られたのち 「月々の法戦を着実に成し遂げていけば、明年十一月の百万達成は必ず成る。ここに中盤を迎えて、まず六月、弘通の誓願は一万二千とする。共に励まし、この一万二千を大きく突破していきたい」と大号令を下された。

 ついで先生は 「
五月は“亡国・日本”を象徴するようなショッキングな出来事があった」として、中国瀋陽の日本総領事館で起きた中国武装警官による国家主権侵害事件について言及。
 日本の主権を踏みにじった今回の中国の暴挙こそ日本への蔑りの表われであること、またこの侮蔑をますます増大させている日本政府の中国への諂い、なかんずく日本政界の大半を占める「親中派」「媚中派」「拝中派」の卑屈な実態を痛烈に指摘。
 そして 「
或いは他国にあなづられ(乃至)終に主なき国になりぬ。仏法は主体なり、世法は影響なり。体曲れば影なゝめなりというは此れなり」との仰せのままの亡国の相が現出してきたことを示された。

 さらに先生は、御遺命違背の罰により醜い抗争を繰り広げている学会・宗門・正信会が、共に顕正会に対して怨嫉の炎を燃やしていることについて 「
これすべて、御遺命を破壊せんとする第六天の魔王の働きである。第六天の魔王は、御本仏の一期の御遺命たる国立戒壇を、何としても妨げよう、実現させまいとする。それがいま、学会・宗門・正信会こぞって国立戒壇を誹謗し、顕正会を憎むということにあらわれているのである
 「
学会・宗門そして正信会、こぞって国立戒壇を誹謗し、顕正会を中傷しているさまは、まさに無道心かつ無慚である。日本一同の御本仏に対し奉る軽賤に加え、門下のこの無漸。ここにいよいよ日本は傾くのである」と述べられるとともに、なかでも「国柱会の亜流」などと顕正会を誹謗した正信会の坊主については 「正本堂の誑惑に加担した上、折伏もせずに遊戯雑談しているこのような輩が、いま御遺命を奉じて命かけて立つ顕正会を批判するなどは、まさしく蛍火が太陽を笑うの類いである」と強く叱責された。

 最後に、全く折伏ができなくなった学会・宗門・正信会と対比して、大聖人への一筋の忠誠心から死身弘法を展開し今や百万仏弟子の大集団にならんとしている顕正会の大使命を示され 「
早く広宣流布しなければ大聖人様に申しわけない。早く広宣流布しなければ日本は亡んでしまう。いま中国が日本を蔑って非道を重ねているのも、下種の御本仏の御威徳が隠れているからである。滝泉寺申状に云く『聖人国に在るは日本国の大喜にして、蒙古国の大憂なり』と
 「
さあ、一気に広宣流布を進めて行きたい。迎える六月、共に励まし、何としても一万二千を突破する大折伏を成し遂げ、大聖人様に応え奉ろうではないか」と結ばれた。

 先生の火を吐くような烈々の指導に、場内には歓喜と、確信と、燃えるような決意がうず巻き、万雷のごとき大拍手が鳴り響いた。



 


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