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顕正新聞 平成十四年九月五日号
勇壮・凛列 男子部合宿研修開く
男子精鋭三千名、意気天を衝く
三大秘法根底の新しい日本築かん
浅井会長講演 (要旨)
最後、浅井先生が大拍手の中に登壇。場内の空気が一気に張りつめる。息をつめて待つ全幹部に対して先生は、約一時間にわたり、別掲(略)のごとく気魄をこめて指導された。
先生はまず 「昨年の合宿は男子部の新しい出陣であった。それより一年、男子部は見事に生まれ変わった。折伏弘通の力といい、団結力といい、気魄といい、まさに若き師子の大集団となってきた」と、男子部の力強い成長を称賛された。
ついで先生は 「男子部員は一人ひとりが、三類の強敵と四つに組んで、これを粉砕していく力を持たなければいけない」として、念仏・真言・禅宗等の権宗、そして国立戒壇を怨嫉する学会・宗門等を破折する利剣と心構えを示されるとともに、ことに顕正会の大前進を恐れて全国各地で卑劣な謀略を展開する池田大作に対しては、その魔の正体を国中に知らしめるため、然るべき時に学会本部周辺で男子精鋭一万人の大行進を断行する旨を、烈々たる気魄で叫ばれた。
この大号令に、三千名の男子精鋭は全館をゆさぶる嵐のような大拍手で応えた。さらに先生は、強き信心で良き臨終を遂げた二人の顕正会員の姿を通して、一生成仏こそ人生の大願であることを指導されたのち、諸法実相抄の一節を引いて「地涌の菩薩」について言及。戒壇の大御本尊を無二と信じ、御遺命たる国立戒壇めざし戦う顕正会員こそ、大聖人に「同意」し奉る地涌の菩薩であることを、先生の明快な指導からつかませて頂いた全幹部は、その宿縁にゾクゾクするような感動を覚えた。
ここで先生は、国家破産と巨大地震の二大氷山が切迫しているさまを、さまざまなデーター等を交えて明快に解説されたが、二大氷山激突の直前、あるいはその真っ只中に行われる平成十六年の一国諌暁の重大さが、全員の胸に痛いほど迫った。
最後に先生は、三大秘法を根底とした新しい国家を築くべき顕正会の大使命に言及され、烈々たる気魄で結ばれた。
「大聖人様は仰せあそばす。『命限り有り、惜しむべからず。遂に願うべきは仏国なり』と。この有難き御奉公、誰が命を惜しみましょうか。男子部は私と運命を共に戦いなさい。そして、もし事成就するの日、大聖人様よりただ一言『よくぞ』のお誉めを賜れれば、本望ではないか。晴れて戒壇の大御本尊様が国立戒壇にお出ましになるの日、顕正会員はこぞって、天生原までの四キロの道のりを、全員で紅の涙を流しつつ、御供申し上げようではないか」
三千名の頬には滂沱たる涙が流れ、“先生と運命を共に”との決意は延々たる大拍手となって場内に響きわたった。最後に「両眼滝のその日まで」を、全員が涙のなかに熱唱。かくて言い知れぬ感動うずまくなか全体集会は終了した。
その後、直ちに各隊に別れて感涙の語り合いが行われたが、「男子部の使命に身震いを覚えた」「一万人のデモ行進には真っ先かけて馳せ参ずる」「二大氷山の切迫を伺い、国家を食い物にする政治屋に憤りが込み上げた」等々、口々に感激と決意を吐露していた。
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