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顕正新聞 平成十四年九月二十五日号
重厚熱烈 壮年部合宿研修開く
部旗伝達授与に大感動渦まく
「日本を救う大壮年部築け」
浅井会長講演(要旨)
先生は開口一番 「今回の合宿で壮年部は生まれ変わってほしい。広宣流布の最終段階において、実力を備えて大聖人様の御馬前に馳せ参ずる、日本第一の壮年部となってほしい」として、人生の確信を失った日本の壮年を、日蓮大聖人の仏法を以て救い切る顕正会壮年部の大使命を、強々と叫ばれた。
ついで先生は、顕正会原点の月・八月の意義と、広布最終段階の遠序である敗戦から今日までの広宣流布の流れのうえから、顕正会の使命と一貫不変の大精神を示されたが、全幹部は改めて先生の大聖人に対し奉る一筋の忠誠心を胸に刻んだ。
さらに先生は、婦人部の伊藤春代組長と小林みさを組長の臨終の姿を通して、一生成仏こそ人生の大願であることを指導されたのち、諸法実相抄の一節を引いて、いま濁乱の正系門家の中で、日蓮大聖人に「同意」し奉る地涌の菩薩の大集団は顕正会以外にないことを強々と示された。
ついで先生は他国侵逼の前相である国家破産と巨大地震の二大氷山がいかに切迫しているかを具さに説明されたのち、三大秘法を根底とした新国家実現に思いを馳せ、烈々たる気魄で叫ばれた。
「思えば、聖徳太子は始めて仏教を根底としてあの飛鳥の日本を作った。また桓武天皇は伝教大師を師として、法華経を根底とする平安の日本を築かれた。しかし未だ、最大深秘の三大秘法を根底とした国家は人類史上にない。だが、いよいよ大聖人様のお力により、この前代未聞の新しい国が実現する時を迎えている」
「この大仏事をお手伝い申し上げるのは、国立戒壇のゆえに解散処分を受けるとも、ついにいま百万の死身弘法を成し遂げんとしているこの顕正会以外には、断じてあるべくもない。大聖人様は仰せあそばす。『命限り有り、惜しむべからず。遂に願うべきは仏国なり』と。この有難き御奉公、誰か命を惜しみましょうか。壮年部は一結して、両眼滝のその日まで、私と共に戦い抜いて欲しい。そして事成就するの日、大聖人様よりただ一言『よくぞ』とのお誉めを賜れば、顕正会は本望である。晴れて、戒壇の大御本尊様が国立戒壇にお出ましになるの日、顕正会員はこぞって、天生原までの四キロの道のりを、全員で、紅の涙を流しつつ、御供申し上げようではないか」
全幹部の目には涙がにじむ。”命かけて先生の御供を……”との決意は大拍手となって延々と場内に鳴り響いた。
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