冨士大石寺顕正会の基礎知識


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顕正新聞 平成十五年一月十五日号

百万達成の年、凛然と第一歩
   元旦勤行 全国一七八会場で巌修
  本部会館には二万数千人
           歓喜と決意全国に渦まく


 「百万達成の年」は、凛然たる元旦勤行によりその幕が切って落とされた ---。
 本年の元旦勤行は本部会館を始めとする全国一七八会場において厳修されたが、いずれの会場も、ついに百万達成の年を迎えた弾むような歓喜と燃え立つような決意で沸きかえり、参詣者も空前を記録した。

 本部会館

 この日、本部会館においては第一回が丑寅の刻に当たる午前三時から開始され、その後午後三時三十分まで、計九回にわたって勤行が行われた。参詣者の総数は過去最高だった昨年を大幅に上回る二万数千人に上った。

 第一回目の勤行には、首都圏の総班長・支隊長以上の幹部が参列。しわぶきひとつない静寂と、張りつめるような緊張がただようなか、いまや遅しと開始を待つ。
 司会の小峰理事が立ち「ただいまより平成十五年度の元旦勤行を奉修いたします」と告げると、湧き上がるような唱題が場内をゆるがす。その中に出仕リンが鳴り響き、浅井先生が出仕、中央の導師席に着座され、唱題のなか中央のお厨子の扉が静かに開かれる。直ちに荘厳なる勤行が開始され、大地をゆるがすような力強い読経・唱題が全館に響きわたった。

 年頭のご挨拶

 大歓喜の勤行ののち、先生は「下種本仏成道御書」の一節を朗々と奉読された。「
去年の十一月より勘えたる、開目抄と申す文二巻造りたり。頸切るるならば日蓮が不思議とどめんと思ひて勘へたり。此の文の心は、日蓮によりて日本国の有無はあるべし」と。
 ついで先生はおよそ五分間、別掲のごとく、簡潔にして力強い年頭のご挨拶をされた。大聖人の重き御存在を早く全日本人に知らしめねば --- との、先生のほとばしるような情熱と気魄は全参列者の魂をゆさぶる。そのあと、隊長・区長・支区部長・地区部長以上の幹部が、四者のグループごとに、一階の大会議室で先生に新年のご挨拶を申し上げた。

 第二回目以降の勤行は四者の各部長の唱導で行われた。各回とも、勤行ののち先生の「年頭のご挨拶」が大画面のビデオプロジェクターで放映されたが、臨場感あふれる先生の指導に感動がうず巻く。いずれの回も参詣者は三階礼拝室をぎっしりと埋め尽くし、回廊や階下の各集会室、ロビーに至るまで立錐の余地もない。さらに次回の勤行を待つ長蛇の列は毎回会館前より大宮公園まで続き、通行く人も日を見張っていた。
 各回とも勤行終了後は、本部会館構内や大宮公園・芙蓉茶寮等で年賀の挨拶を交わしたり、感激を語り合ったり、また開放された本部会館の庭園内を散策するなど、明るい笑顔が終日満ちあふれた。


 


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「 冨士大石寺顕正会の基礎知識 」サイト運営責任者 櫻川 忠