冨士大石寺顕正会の基礎知識


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顕正新聞 平成十五年九月二十五日号


   折伏を行ずる人は御本仏の使い
   
いきいきと生命力わき、罪障も消滅
     日曜勤行の指導 --
平成15年8月31日

 
若し日蓮地涌の菩薩の数に入らば、豈日蓮が弟子檀那地涌の流類に非ずや。経に云く「能くひそかに一人の為にも、法華経の、乃至一句を説かん。当に知るべし、是の人は則ち如来の使いなり。如来の所遣として如来の事を行ずるなり」と、豈別人の事を説き給うならんや。(諸法実相抄)

 この御文の意は ---
たとえまだ上手に話せなくとも、ただ有難いとの思いで一人のためにも御本尊の功徳を説く人は、仏様の使い、地涌の流類である --- ということであります。

 はじめに 「
若し日蓮地涌の菩薩の数に入らば、豈日蓮が弟子檀那地涌の流類に非ずや」と。
 もし大聖人が地涌の菩薩であったならば、大聖人に付き随う弟子檀那もことごとく地涌の流類である --- と仰せられる。

  「地涌の菩薩」(略)
  「ひそかに一人の為に

 (略)折伏というのは、大聖人様のお味方を申し上げることです。だから功徳が大きいのです。そうでしょう。折伏の功徳を端的に言えば、二つある。

  生命力が湧く

 一つは、御本仏の眷属としての生命力が湧いてくる。たとえそれまで打ち沈んだ弱々しい境界であっても、折伏を行ずると、生き生きしてきますね。顔色もよくなってくる。そして智恵と勇気と忍耐力が出てくる。あとで“よくもまあ、あんな立派なことが言えたなあ" なんて、自分で驚くことがある。“いつもの自分じゃないみたい”なんて驚くことがあるでしょう。
 これは、大聖人様のお味方をして、一生懸命に話すゆえに、御本仏の眷属としての生命力を頂くのです。そして、この境界に立つとき、必ず諸天の守護を得るのであります。 

  罪障が消滅

 二つには、過去の罪障が消滅する。お互いに凡夫ですから、自分が過去世にどんなことをしてきたかは、憶えてない。しかし「
過去の因を知らんと欲せば、其の現在の果を見よ」です。過去の因業は、すべて現在の報いとなって表われる。
 だから、一切の不幸は過去の悪業、なかでも仏法に背く謗法こそ、最大の不幸の因なのです。この重き罪障が、折伏を行ずることにより消滅されるのであります。

 開目抄には 「
此等の重罪、はたせるもあり、未だはたさざるもあるらん。果すも余残いまだ尽きず。乃至、今日蓮強盛に国土の謗法を責むれば、此の大難の来るは、過去の重罪の今生の護法に招き出だせるなるべし」と。
 折伏を行じて流罪・死罪の大難が起きたことは、過去の重き罪業が、折伏の功徳によって今生に招き出され消滅している姿である --- と仰せられている。

 大聖人様に過去の重罪など、あろうはずもない。これ「
示同凡夫」といって、我ら凡夫の身に同じて、罪障消滅の原理をお示し下さっているのです。
 折伏すれば、言われなくてもいい悪口をいわれたり、冷たい目で見られたりすることもある。しかしそれは、過去の罪障を消滅している姿なのです。未来に持ち越すべき重罪を、今生に招き寄せ、軽く転じている姿なのです。だから、むしろ喜びとしたい。

  大聖人のお味方

 いうにかいなき私たち凡夫が、大聖人様のお味方ができるとは、何と有難いことか。何と凄いことなのか。
 「よく一人の為にもひそかに法を説く」 このことを、それぞれの立場で、ワクワクするような思いで実践したい。それが仏様の使いなのであります。



  
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