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顕正新聞 平成十一年五月二十五日号
婦人部大会 六千五百 大感動の渦
広布の新段階に陣列整え
大地より踊り出る・・・・・・
浅井先生の講演
固唾をのんで待つ全員に、先生はまず 「顕正会の婦人部は日本一である。…… 御本仏の出世の本懐たる戒壇の大御本尊様を信じ、日蓮大聖人の御遺命に応え奉らんとする女性が、これほど多く、しかも燃えるような情熱で結集する団体が、日本国のどこにあろうか。……
まさに婦人部は、広宣流布の前夜に、使命をもって集い来たった地涌の流類の大集団である。この婦人部大会を、大聖人様は必ず御照覧下さるものと、私は深く拝している」
と全国より馳せ参じた婦人部六千五百名の信心の熱誠を称讃された。
思いもかけぬ先生のお言葉に、全参加者は胸がいっぱいとなり、ハンカチに目を当てる姿が場内のかしこに見られた。
ついで先生は、ただ御本尊を信じお題目を唱えるだけで大功徳が頂けるその道理を、御金言を引いて懇切に指導されるとともに
「御本尊様に絶大の功徳があればこそ、広宣流布ができる、折伏は進むのである。ゆえにいま、富士大石寺にまします戒壇の大御本尊様の功徳を、日本国中に知らせるべき立場にあるのは、大聖人の仰せのままに信心をして功徳を頂いている顕正会以外には、もう断じてないのである」 と。
さらに 「広布前夜に生まれ合わせた顕正会婦人部は、一人ひとりが御在世の婦人の強き信心に立ってほしい」 として、ことに千日尼御前の信心について言及
--- 佐渡御流罪の大聖人様に、夫・阿仏房とともに命かけてお仕えし、大聖人が身延に入山されてからは老齢の夫を励まして身延に三度も参詣せしめ、阿仏房亡きあとは一族の中心となつて北陸一帯に弘通を展開した。
その純粋・捨身の信心を讃嘆され 「顕正会の婦人部こそ、この千日尼御前の信心を鑑としなくてはならない。いや、事の広宣流布の時には、千日尼御前のような女性が続々と出現するものと、私は確信している」 と。
最後に先生は、先般の本部会議以来、重ねて正系門家の未曾有の異常事態に言及されてきたゆえんを明かされたのち、烈々たる気塊をこめて叫ばれた。
「七百年来かってない御遺命破壊の大悪こそ、いよいよ御遺命が実現するの大瑞。また御相承断絶というかってない異常事態こそ、いよいよ日目上人御出現の大瑞である。この異常事態の中に、広宣流布は駸々と進む。大聖人様が、顕正会をしてこの戦いをなさしめ給うのである」
「いま広宣流布がいよいよ大規模に進まんとする新たなる段階に立ち至ったとき、大地より躍り出るようにして婦人部が、ここに陣列を整え、実力をもって馳せ参じてくれたこと、こんなに嬉しいことはない。どうか、本日の大会を期として、婦人部はいよいよ崇高なる使命に立ち、国立戒壇建立のその日まで、共に励まし、共に戦い、大聖人様のおほめを賜ろうではないか」
先生の火を吐くような師子吼は全員の魂をゆさぶり、六千五百名の婦人部員は感涙のなか「先生と運命を共に…
」との燃えるような決意を堅めた。
最後の「両眼滝のその日まで」は涙のなかの大合唱。先生は満場をゆるがす大拍手に両手を挙げて応えられ、婦人部旗と共に退場された。かくて名状しがたい感動のなか、婦人部大会のすべては終了した。
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