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        御遺命守護の大闘争の足跡
                              編集部
     六、悪辣なる創価学会の実体
          十月四日学会本部事件の真相


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綸言汗の如し

 今創価学会は、平和・友好・対話をモットーにして、盛んに世間に媚態を呈している。そして云く 「開かれた宗教」であると。世間の御用学者や評論家は、云く 「池田会長の世界平和への献身的な姿こそ真の宗教家である」と。これ等はあくまで表面的姿でありその裏に隠された陰険卑劣な実相を知らぬ者の言う言葉である。

 しかし、一度び仏法の立場・大聖人の弟子の立場より見れば、池田大作こそ仏法の破壊者であり、師子身中の虫であると断言してはばからない。
 佐渡御書に云く 「
外道悪人は如来の正法破りがたし、仏弟子等必ず仏法を破るべし師子身中の虫の師子を食等云々」と。又、安国論に云く 「持律に似像して少しく経を読誦し、飲食を貪嗜して其の身を長養し、袈婆を著すと雖も猶猟師の細めに視て徐に行くが如く猫の鼠を伺うが如し、常に是の言を唱えん我羅漢を得たりと、外には賢善を現し、内には貪嫉を懐く」と。

 中ソはもとより各国の歴訪は、ノーベル平和賞が狙いではなかったか。如何に池田大作が大宗教家のごときポーズをとり、慈悲深げに振舞い平和愛好者の如き姿を示すとも、その仮面の裏にある大罪は既に決定した。およそ「
綸言汗の如し」と云われる如く、重責にある者・いやしくも指導者と名付く者は、嘘をつかないことが絶対の条件ではないか。

 既に前項までに、池田大作並びに創価学会の仏法上の歪曲の事実を述べてきたが、改めてまとめれば、つい数年前まで彼も日蓮正宗信徒なる故、「国立戒壇こそ、悠遠六百七十有余来の日蓮正宗の宿願であり、また創価学会の唯一の大目的ねのであります」(大白蓮華五九号)と自ら声を大にしてことが、衆院選に進出し、政治選挙に不利と見るや 「
どこを捜しても御書に国立戒壇』ということは無いのです。……彼等はなにもその本義を知らないのです。猊下が正本堂が本門戒壇の戒壇であると断言されたのです」と、わずか数年の間に自から叫んだ「日蓮正宗の宿願・創価学会の唯一の大目的」を抹殺してしまったのである。これ程の大嘘はない。既に自から、唯一の大目的を捨てたことにならないか。

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