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        御遺命守護の大闘争の足跡
                              編集部
     六、悪辣なる創価学会の実体
          十月四日学会本部事件の真相


  (
創価学会・公明党の陰険なる策謀

 その中で、妙信講の星隊長は『星がいる、皆でやれ』と階段下へ連れこまれ、十数人で殴打の後・鉄パイプで頭部を強打され気絶したのを、更に殴りつけたのである。
 又・太田班長は、大勢で両手両足を持って宙づりにされ十数人より顔面及び腰を強く蹴られ意識を失ったが、その時「殺してはまずいぞ」と云う言葉を聞いている。その他多数の者が怪我をさせられた。

 この間に唯、警官は黙視するのみであり、中に一人の私服刑事が「止めろ」と止めに入ったが、逆に数名に殴打される始末であった。
 構外の妙信講員はこの凄惨なる暴行をみて一刻も早く同志を救出せんと、止むなく門扉を広報車でもって序々に押し開き救出に向ったのである。しかし構内に入った広報車は、学会員に正面ガラスは消火器を投げられ、一斉に壊されたのである。

 ここで始めて警察の指示があり、直ちに構内に拉致された者以外は全員信濃町駅まで退去し、その後警察の指示に従い全員護送車に乗り、四谷署に向ったのである。
 その時たまたま事情あって連行にもれた数名はこれを恥じ、四谷署に逮捕を願って出頭したが、『現行犯』でないとの理由で拒否されたのである。
 この事件の急報を受けた妙信講本部では、直ちに浅井先生が四谷署に赴き事情の説明を求めるため署長に面会したところ、「抗議なら会わない。すぐ帰れ」とケンもほろろの有様であった。そして入れ違いに、公明党都会議員・藤原行正・星野義雄他一名の議員が四谷署に入っていった。

 結果、妙信講は八十数名全員連行・事情聴取され、内九名が逮捕留置され、学会側は二名だけ連行されるもその日の中に帰され、新聞には一方的に四谷署の発表の如く妙信講が暴力行為をなした如く報道されたのである。
 以上がこの事件のありのままの真相であるが、この事件こそ創価学会・公明党の陰険なる策謀と暴力集団の実態が浮き出されている。

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