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創対連も宗放協も中外日報も金で抱き込み利用

 創対達に対しては、徹底して買収工作を行なった。

 代々木系を除く稲垣某、梅沢某といった面々は、それぞれ数百万円つかませて手なづけ、和歌山、名古屋等、各地の中心者もやはり金で押えた。その後で彼らに
池田大作が直々に会って、懐柔した。

 のちに、稲垣某は私の情報師団の有力メンバーとなった。この二人には、池田大作が直接、御護本尊をさずけている。
 二人の手引きで、新宗連系の宗教ゴロ的人物を引き入れ、立正佼成会、PL教団等に対する破壊工作を行なった。

 まず、昭和四十年代の末、私が創価学会にいた頃、「社団法人宗教放送協会」という公益法人を買収し、このような謀略に使ったことがある。
 この団体は、宗教界全体の布教の宣伝活動のため短波放送を利用する目的で設立され、当初は文部大臣、各宗教団体の有力者が名を連ねていたが、その頃は実体のほとんどない幽霊法人となっており、元・佼成新聞や新宗連の幹部をしていた若山嘉成という人物が管理していた。
 創価学会がこの人物ごと、五百万円余で法人を買い取ったのは、新宗連系の団体を装いながら、立正佼成会、PL教団ら、他教団に対する
破壊工作を行うためだった。(略)

 中外日報社は宗教業界紙として歴史は古く、一時は“宗教界の朝日新聞”などと自讃していた頃もあった。しかし、昭和四十年代後半には、既に創価学会の経済的支配下に入り、社長も入信して、その “
隠れ謀略機関”となりつつあった。
 近年は、発行部数の半分は創価学会で買い上げるなど、一層、支配下に入り、創価学会と日蓮正宗の紛争では徹底して
創価学会の代弁者となり、“僧侶無用論”を展開した。

 このことは、かなり知れ渡ってきておるにもかかわらず、なお中外日報に広告を掲載したり、投稿する各宗派の関係者がいるということを、不思議に思わずにはいられない。自分達に危害を加える目的を隠しもつことがわかっている者に塩を送り続けているのは、よほど無知なのか、それとも、そうせざるを得ない弱みかスキャンダルを握られているか、どちらかだろうと推測したくなる。

 こうした作戦に盗聴材や師団が大いに活躍したことは、いうまでもない。これらは、北条浩氏(元四代会長)、山崎尚見副会長らの検討を仰いだ上、
池田大作の決裁の下に行なわれたもので、資金の二千万円余は、先の創対連買収費と同様、池田大作から風呂敷包みで直接、手渡された。この金は、池田大作のお声がかりで自宅に中西治雄が運び込んで来た金庫に保管し、必要に応じて使った。中西治雄という人は、日頃から金庫にかかわりの深い人物だったのである。(略)



 ここでは一般会員のあずかり知らない、様々な創価学会による謀略の闇の手口が明るみに出されています。
 特に中外日報が、昭和四十年代後半からは、創価学会の傀儡として報道機関・ジャーナリズムの一翼を担ってきたことが、はっきりと語られています。

 なかでも中外日報を用いた悪質な手段とは、まず「地涌」等の謀略FAX誌にウソ八百と事実を織り交ぜた謀略情報を流し、それを中外日報に掲載し、その記事を「ある新聞が」として創価新報に掲載するという、闇の世界のマネーロンダリングに相当する悪質な情報操作でした。

 創価学会は、こうして手に入れ・傘下に収めた
法人や報道機関を徹底的に利用し、また大手新聞社等のマスコミまでも、広告・スポンサーとしての強い立場と、不買運動・抗議行動という
飴と鞭の両面から、巧みにあやつり・操作してきたことでした。




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