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      創価学会の底知れぬ謀略体質

     
池田大作氏が激励

 これら盗聴・謀略活動が 「北条ないし学会」の指示と資金供与のもとにおこなわれたことは、判決も認めている通りです。
 とくに、日蓮正宗信者から「猊下」とあがめられる日達法主の盗聴については、広野もさすがにちゅうちょし「
尻込みしましたが、(山崎から)北条さんにも承認してもらっているから大丈夫といわれ」て、実行した、と証言しています。

 重大なことは、池田大作会長(当時)みずから、今では「謀略魔」呼ばわりする山崎正友を“闇の帝王”として一貫して重用してきたこと。「
四面楚歌 君がおわせば 王の道」と書いた直筆の色紙を贈るなど、そのさいたるものです。

 さらに池田氏は、一九七四年、甲府で開かれた創価学会記念総合会、スパイの稲垣、梅沢両氏を招待。池田氏は、二人に「
いろいろ面倒かけているね。これからも頼むよ」と激励し、握手を求めた(梅沢氏)といいます。
 こうした盗聴・謀略活動が「北条ないし学会」の責任でおこなわれたことが、判決ではっきり認められた以上、今なお学会トップの座に君臨する池田氏の責任は免れません。

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 まさしく 『こうした盗聴・謀略活動が「北条ないし学会」の責任でおこなわれたことが、判決ではっきり認められた以上、今なお学会トップの座に君臨する池田氏の責任は免れません』との、赤旗の主張は正論でありました。

 しかしながら、正論が通用しないのが創価学会の組織でありました。なんの権限も責任もないはずの「
名誉会長」が君臨して実態は<池田独裁体勢>という内情が、創価学会上層部の現状なのでありました。

                          ( 平成十四年一月七日、櫻川 記 )


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