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盗聴犯罪の動機をみずから暴露
創価学会、渡部講演めぐりウソ重ね苦しい弁明
日本共産党の宮本議長宅盗聴が創価学会による組織的犯罪だったとの判決(四月二十二日、東京地裁)は、同会や公明党に深刻な波紋を投げかけています。
創価学会本部などには連日、抗議電話や問い合わせが殺到していると伝えられますが、なにせ相手は裁判所の判決とあって、弁解も思うにまかせぬようす。
そこで学会はまたもや、口コミによる卑劣なデマ宣伝を始めています。
(句読・改行等、便の為に当サイトにて添加)
聖教紙上で秋谷会長談話を出したり、おかかえの法律専門家による<判決攻撃キャンペーン>を展開したものの、赤旗紙や世論から「非法律的俗論」の横行であるとして論理的に粉砕されるや、創価学会はついにお得意のお家芸、「口コミによる卑劣なデマ宣伝」に出たことでした。
もとより 「池田先生こそ現代に生きる仏さまである」等、 こうした口コミによる大宣伝は創価学会の得意ワザでしたが、「ウソも百遍繰り返せば真実になる」を、さながら地で行ったことでした。
精神医学者の小田晋氏は、「人はなぜ幻覚するのか」(株式会社はまの出版発行)という書で、オウム真理教の信者たちが麻原教祖が逮捕された後でも、「上空を飛行した米軍機が自分たちにサリンを撒いた」と強く信じていた事例を挙げて、集団妄想の事例として分析しています。
そこで、フランスの社会学者 ル・ボランの「群衆はその成員の一人ひとりの水準が退行する」という言葉を紹介していますが、味わいの深い言明でありましょう。
個人のレベルでは常識もあり正常な判断ができても、群衆や集団の共同妄想の中ではさまざまな退行が生じて、あげくは社会規範や社会正義を維持すべき弁護士や検事の職にある者までもが、その職業倫理をかなぐり捨てて、現代に生きる仏さまである池田先生の為には、悪質・卑劣な犯罪行為にまで手を染めもしたことでした。
「聖なるモノ」の為に「悪」を犯すという退行の事例を、たしかにここに見ることができるのでした。
(
平成十四年一月十七日、櫻川
記 )
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