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創価学会が新たな口コミ弁明
「北条一族の問題」などと開き直り
創価学会による組織的犯罪を認定した日本共産党宮本議長宅盗聴事件の判決(四月二十二日、東京地裁)が言い渡されてから、約半月がたちました。
この間、“有罪”となった創価学会は、「非を認め被害者と国民に謝罪せよ」との世論を無視し、秋谷会長の居直り談話に続いて、「聖教新開」などに、学会系法律家の談話を掲載、「不当判決」キャンペーンをくり広げています。
その一方、内部では、一般会員の動揺をおさえようと新たな口コミ弁解に乗り出しました。
創価学会の動向に詳しい宗教関係者らからの情報によれば、同会幹部が持ち出してきた新たな弁明は、次のようなもの。
判決 =“最大の魔”論
「宮本邸盗聴の判決は、創立五十五周年を迎えた創価学会の最大の魔である。これを乗り切るためにも、勇んで広布(広宣流布)にまい進しよう」
判決 = “北条一族の問題”説
「判決は、北条家の信心(不足?)の問題であり、北条一族のたたかいである」 |
まず、判決 =「最大の魔」論からみておきましょう。この場合、創価学会のいう「魔」というのは、通常の意味とは違い、「広宣流布」が進むにつれ、必然的に表れてくる障害のこと。「障魔(三障四魔)」ともいわれています。
(句読・改行等、便の為に当サイトにて添加)
宮本宅盗聴事件の判決に対し、さかんに「不当な判決」だと判決攻撃キャンペーンを展開し、秋谷会長談話でも「故北条会長は関与していない」と述べ、おかかえ法律家を動員しては「無理にこじつけ」やら「勝手な独断と推測」やらと言い訳にこれつとめたことでしたが、判決の骨子が盗聴犯罪に対する北条前会長の「関与の事実の認定」にあるのですから、世に通用しない詭弁であることは創価学会自身がいちばんよく判っていることでありました。
そこで、創価学会内部に口コミで流されたのが、この「問題のすり替え」と「開き直り」でありました、
(
平成十四年一月十二十一日、櫻川 記 )
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